教育
教育・交流プログラムは、短期留学体験などを通じ、互いの文化に触れることで日米両国の若者の人生を豊かにし、彼らに刺激を与えるものです。TOMODACHIイニシアチブは既存のプログラムを向上させ、日米で両国の関係全般を強化する新規のプログラムを促進することを目指します。このようなプログラムを通じて参加者は、
- 日米の文化の類似点や相違点について理解を深めるとともに、学生同士の交流やホームステイを通じて新しい発想に触れます。
- 留学プログラムやワークショップを通じて英語力を向上させます。
- 米国と日本全国の大学や教育機関の間で教育提携、情報交換や共同研究を行います。
主なプログラム
ストラテジック・パートナープログラム
TOMODACHIサマーコカ・コーラホームステイ研修プログラム
このプログラムは、東日本大震災の被災地の高校生を米国に派遣するもので、参加者は全米各地のホストファミリー宅に滞在して米国の文化を体験します。
TOMODACHI Honda 文化交流プログラム
このプログラムは、東日本大震災の被災地の高校生を2週間米国に派遣して、元旦にローズパレードに参加し、アメリカン・ホンダモーターを見学します。
TOMODACHI インターンシップ・プログラム
テンプル大学ジャパンによって運営される本プログラムでは、アメリカ人の大学生が政府機関、金融機関、NPO/NGO、報道機関、芸能、ファッション、ジャーナリズム、IT、コンサルティングなど様々な分野でのインターンシップを経験します。
TOMODACHI-GE宮城子育て支援プログラム
このプログラムではGEファンデーションが2011年の東日本大震災で被災した東北地方の複数の大学に、ヘルスケア教育プログラムを提供します。プログラムには、次世代のヘルス・インフォメーション・スペシャリストを育成する大学講座や、現在仕事に就いている医療従事者、介護士、および自治体の職員を対象とした、地域医療での連携促進を目的とする一連のセミナーが含まれます。
TOMODACHI・MUFG国際交流プログラム
このプログラムは、日米の学生が互いの文化に対する理解を培うことを目的としています。2012年の夏には、日本の生徒たちが米国で催されたこのプログラムに参加し、カリフォルニア州ロサンゼルスとカールスバッドでホームステイや文化的活動を体験しました。2013年の夏にはカリフォルニア州ロサンゼルス郡、サンディエゴ郡及びオレンジ郡在住の高校生26名を日本に招待し、2週間の文化交流・教育プログラムに参加する機会を提供しました。
TOMODACHI 住友商事奨学金プログラム
このプログラムでは、交換留学生として米国へ1年間留学する学生に対して奨学金を支給するとともに、ニューヨークに本社を置く米州 住友商事にて ネットワーキングを兼ねた研修の機会を提供します。
このプログラムでは、日本の次世代のビジネスおよびファッションリーダーに世界水準の教育を提供します。要件を満たす日本人学生は、全米屈指の教育機関であるファッション工科大学(FIT)、パーソンズ・スクール・オブ・デザインの3校の大学院課程で学ぶための奨学金受給候補者になります。
TOMODACHI交流基金プログラム
TOMODACHIアロハ・リーダーシッププログラム
教育プログラムの一環であるTOMODACHIアロハ・リーダーシッププログラムはハワイ出身の6名の高校・大学生を仙台、女川、南三陸、いわき市と新地町の5つの都市に訪問するプログラムです。
TOMODACHI デル・ノルテ高校陸前高田交流プログラム
東日本大震災の津波によって近くの海岸まで流されてきた高田高校
TOMODACHIジャパンソサエティージュニア・フェロー学生交流プログラム
このプログラムは様々な夢を持った日米の高校生が国際交流を通して、互いの国の生活や文化を体験するプログラムです。
TOMODACHI 松江‐ニューオリンズ交流プログラム
このプログラムでは、ジャズの歴史とアメリカ南部について学び文化交流のため、島根県松江市の8名を友好都市であるルイジアナ州ニューオーリンズ市に派遣します。
TOMODACHIセントルイス・石巻 草の根 交流プログラム
このプログラムでは、参加者はセントルイスで毎年開かれている日本祭りを訪れ、日本の文化をセントルイスの人々に伝えます。2013年8月28日から8日間、東北からの大人4名と子供5名がこのホームステイプログラムに参加しました。
TOMODACHI津波救援活動プロジェクト
このプログラムでは、オハイオ大学と岩手州立大学の生徒が人道主義的ボランティア活動を岩手県で行い、東日本大震災の被災者を助けるプロジェクトです。
TOMODACHIダラス・仙台 ヤング アンバサダーズ プログラム
このプログラムでは、宮城県仙台市の中高生10名をテキサス州ダラス市に派遣します。2013年7月、生徒はダラス市を訪れ、市の職員に会い、ホームステイに参加して、地元の学校を見学しました。
TOMODACHI 米日ユース交流プログラム
このプログラムは3週間、日米の高校生の交換プログラムと奉仕プロジェクトを提供します。生徒たちはアントレプレナーシップや地域貢献について学ぶと同時にアメリカと日本との異文化に触れ、国際感覚を身につけます。
H-LAB
日本人高校生がハーバード大学生と日本人学生によって東京で行われる日本人高校生のための6日間のリベラルアーツプログラムと、長野県小布施町で同時に行われる6日間のプログラムに参加します。
南カリフォルニア・福島 ユース文化交流プログラム
このプログラムでは、日本人中高学生8名と先生1名がカリフォルニア州ロサンゼルスで文化交流を通してアメリカを体験します。
TOMODACHI―カリスバーク 第23 回日米草の根交流サミットしまね大会2013
テキサス州カリスバーグから13名の学生と保護者がテキサス州カリスバーグを訪れ、第23回日米草の根交流サミットしまね大会に参加したほか、地元の高校を訪問したり、ホームステイや文化的な活動などを体験しました。
TOMODACHIテイラー・アンダーソン記念基金リサーチ交換プログラム
このプログラムは、アメリカのバージニア州ランドルフ・メイコンカレッジ大学と宮城県石巻専修大学から、それぞれ4名ずつ生徒と教員が選ばれ、お互いの国でのフィールドワークや交流プログラムを通して研究を進めていきます。
ハワイ・レインボーキッズ・プロジェクト
このプログラムでは、主に東日本大震災の被災地の中学生をハワイに招き、地元の生徒たちと友情を育む学習活動に参加してもらいます。2013年には被災地の中学生をハワイに招くのみならず、ハワイの中学生が被災地を訪れました。
一般基金プログラム
2014-2015年TOMODACHIブリッジング・スカラーシップ
TOMODACHIブリッジング・スカラーの10名は、2014-2015年度に日本の様々な大学で勉強をしています。日本や国際政治にまつわる専門分野にとどまらず機械工学、文化人類学、中等教育など、参加者の学問的背景は多岐にわたっています。
日米関係に貢献する次世代のリーダー育成:教育者の役割(Voluntary Visitor Program)
教育分野における専門家が、アメリカの教育制度、ネットワーク、留学を希望している生徒のために利用可能な訓練などを学びました。
米国バーモント州 キャリア・文化体験プログラム2014
福岡県大野城の高校生・大学生がバーモント州を訪れ、キャリアに合わせた職務体験をします。
カタリバオンラインMyproRoom supported by TOMODACHIイニシアチブ
本プログラムは、全国の中学生・高校生を対象としたオンラインプログラムで、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、果敢に社会問題の解決に挑戦する次世代リーダーの育成を目的としています。 4つのステップで構成され、各期は約1ヵ月にわたり開催されます。
TOMODACHI CIE日米草の根交流サミットおおいた大会
Amache Preservation Societyという日系アメリカ人が第二次世界大戦中に収容されていた「グラナダ収容所」の保存活動をしているボランティア団体を代表する15名の高校・大学生が、7月6-13日に開催される第25回日米草の根交流サミットおおいた大会に参加します。
TOMODACHI イノウエ・スカーラーズプログラム
このプログラムは、アメリカ人そして日本人大学生を互いの国へ10日間派遣するというユニークな交流プログラムです。本プログラムは日本政府のKAKEHASHIプロジェクトの一環です。
TOMODACHI NAJAS草の根交換プログラムーコロラドスプリングス・富士吉田
このプログラムは7日間にわたる短期交流プログラムで、2016年8月は富士吉田市からコロラドスプリング市へ8人の高校生が訪問。2017年にはコロラドスプリングス市から8人の高校生が富士吉田市を訪問します。
TOMODACHI ノースカロライナ国際交流基金プログラム
このプログラムでは、ノースカロライナの高校生が日本を訪問して名古屋、札幌、そして東京でホームステイと観光に参加しました。生徒は科学、技術、工学への関心から、日本への文化交流大使として派遣されました。
ELS大学準備プログラム × TOMODACHI奨学生
3週間に渡って行われるこのプログラムは、日本人学生4人をカリフォルニア州のマリブに派遣し、大学の授業や他の大学のキャンパスツアーを通して英語やアメリカの大学教育システムについて学ぶものです。参加者の大学進学予備プログラムの全費用は奨学金として支給され
TOMODACHIシアトルー福島 草の根交流プログラム
このプログラムは、福島かシアトルの生徒を相手の待ちへ派遣する文化交流プログラムです。NAJASは、TOMODACHIイニシアチブと連携し、日米関係を強化するための日本各地にある地域団体や、米国の日本協会を支えるための
TOMODACHIサマー英語研修プログラム
このプログラムは、東日本大震災の被災地の高校生に、4週間の英語研修集中プログラムに参加する機会を提供します。2012年のプログラムは、ワシントンDCの北にあるメリーランド州サンディ・スプリングスのサンディ・スプリング・フレンズ・スクールで実施されました。
このプログラムは、東日本大震災の被災地の中・高校生に、2週間のホームステイプログラムに参加する機会を提供します。2013年のプログラムは、バージニア州で実施されました。
TOMODACHI in San Diego 2013
2013年3月に宮城県気仙沼市の生徒が、このプログラムを通してカリフォルニア州サンディエゴへ教育・文化交流プログラムに参加しました。また生徒たちは、2011年3
TOMODACHIアラスカ大学アンカレッジ校-岩手大学Kakehashiプログラム
アラスカ大学アンカレッジ校と岩手大学の生徒及び 教職員が、岩手県陸前高田市を訪問し、地震と津波により被害を受けた地域を訪ね、町のリーダーに会い、復興の道のりについて学びます。
このプログラムでは、横須賀海軍基地に招かれた日本の小学生が、トモダチ作戦に参加した兵士など、米海軍兵士の家庭にホームステイをして、スポーツ交流プログラムなどに参加します。参加した子どもたちは、基地のツアーで米空母ジョージ・ワシントンなども見学します。2012年12月に第2回ホームステイが行われました。
KIP日米復興市民対話プログラム-3.11にまつわる日本人学生の声
このプログラムには、東京と東北地方から28人の学生が参加し、3週間にわたって米国を旅行しながら、日本でも応用できる災害からの復興・再建のアイデアを学びました。また、彼らが将来留学に踏み出す刺激にもなりました。学生たちはニューヨーク、ニューヘブン、ボストン、ワシントンDC、サンフランシスコ、ロサンゼルスを訪れ、政府職員、危機管理会社の幹部、大学生や大学教職員と交流しました。
TOMODACHI交流基金
三菱商事、トヨタ自動車、日立製作所の寛大な支援で2012年4月にTOMODACHI交流基金は設立されました。基金は、震災復興に向けて東北の生徒に米国でのホームステイや、音楽、スポーツを通じた両国の交流に役立て、TOMODACHIのビジョンである東北地方そして日本全国の若者に希望、そして夢を実現するためのスキルや機会を与えます。この協力額は計400万ドル(約3億2千万円)以上で2012年を初め3年に渡って配分します。
TOMODACHIの強化
具体的にTOMODACHIの運営および経営能力強化に充当するための寄付金を寄せてくれた武田薬品工業には特に感謝します。TOMODACHIのインフラに対する支援はTOMODACHIの使命やビジョンの達成を促し、有益なプログラムを実行する能力を高めることになるのです。