TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク
TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク
設立以来、TOMODACHIには300以上のプログラムから生まれた1万人弱*のアラムナイがいるため、すべての人にリーチするのは難しいかもしれません。それでも、TOMODACHI世代の力は、ネットワークとつながりを保ち、それぞれのコミュニティや地域、そして社会全体で積極的なリーダーになることを目指す若者やヤング・プロフェッショナルの高いエンゲージメントにあります。
TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークは、日本と米国に代表を置くことでアラムナイに確実にリーチすることを目的としています。日本は6つの地域に分かれていますが、これは日本にある5つの米国領事館と東京にある米国大使館の管轄する地域に対応しています。2022年には初めて米国に拡大し、まずは4つの地域(下記)からスタートします。
このフレームワークをサポートするために、それぞれの地域のアラムナイを率い、巻き込み、つなげ、地域社会や国全体のより活気ある未来のために、各地域での積極的なリーダーとなるための地域代表の役割と責任を策定しました。
*数字は2021年11月1日時点のものです。
プログラムの概要
TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークは、地域代表がTOMODACHIアラムナイ・チームや必要に応じて米国大使館・日本国領事館と協力して、地域のアラムナイとの関係を構築・維持することで、米国と日本の地域におけるTOMODACHIコミュニティを強化します。
このフレームワークの中で、地域代表はアラムナイを巻き込んでネットワーク作りやスキルアップのためのイベントを開催し、TOMODACHIアラムナイだけが得られる機会を提供します。また、地域の他のボランティアと密接に協力して、主要地域での支援活動を強化し、TOMODACHIに関する情報を発信します。
この新しいフレームワークは、「TOMODACHI Regional Impact for Social Empowerment (RISE) リーダーシップ・プログラム」に基づいて構築されており、2016年以降、日本中のTOMODACHIアラムナイのためのコミュニティを発展させてきた歴代の地域リーダーと地域メンターの活動を基に成り立っています。これまで、コミュニティを強化するためにサポートと貢献をしてくださったリーダー、メンター、サポーターの皆さんに感謝します。
- 過去のTOMODACHI RISE リーダーシップ プログラムのイベントはこちらからご覧いただけます。
- 歴代の地域リーダーはこちらからご覧いただけます。
- 歴代の地域メンターはこちらからご覧いただけます。
地域
日本の地域(米国大使館および米国領事館の地域に対応しています。)
- 北海道・東北(札幌領事館)
- 関東(在日米国大使館)
- 中部・北陸(名古屋領事館)
- 関西・中国・四国(大阪・神戸領事館)
- 九州(福岡領事館)
- 沖縄(那覇領事館)
米国の地域*
- ニューヨーク州近辺
- マサチューセッツ州周辺
- ワシントンD.C.周辺
- カリフォルニア州周辺
*2022年はこれらの地域からスタートしますが、今後、他の地域に拡大する可能性があります。
地域代表
日本
- 三浦優美子
三浦優美子は、2022年-2023年TOMODACHIアラムナイ・東北・北海道地域の地域代表です。2016年にTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programにメンターとして参加しました。現在は札幌市のバイオ企業、株式会社アミノアップの営業部次長として勤務しています。ドクター、研究者、企業の方々と協働しながら、ヘルスケア産業の仕事に20年以上従事しています。国際交流活動にも携わり、北海道の学生と各国の研究者たちの交流促進を目指しています。小樽商科大学で商学士号、経営学修士号を取得。趣味はゴルフと茶道です。
- 今野涼太
今野涼太は、2022年-2023年TOMODACHIアラムナイ・東北・北海道地域の地域代表です。高校3年の時にTOMODACHIサマー2012コカ・コーラホームステイ研修プログラムに参加。以降、アラムナイとして多数のTOMODACHIプログラムに参加しました。社会人となった現在もTOMODACHI で築いた関係を東北、地元へ還元すべく、TOMODACHI の活動へ積極的に参加しています。福島県浪江町出身。現在は浪江町役場で勤務しています。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。
- 石井伶和
石井伶和は2022年-2023年TOMODACHIアラムナイ・関東地域の地域代表です。2017年にボストンのTOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議に参加しました。 ウェルズリー大学を卒業後、現在は日本のモルガン・
- 栗井裕美子
栗井裕美子は、2022年-2023年TOMODACHIアラムナイ・関西・中国・四国地域の地域代表です。2018-2019年、 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programに参加しました。大学院修了後13年間、産経新聞で記者として働いた後、さらなるキャリアアップを狙って転職しました。現在は塗料の企業に勤務し、サステナビリティ経営の推進に取り組んでいます。グローバル企業での勤務を通じて、ダイバーシティは組織のレジリエンスを生むことを実感しています。趣味はお菓子作り、ランニング、手芸、テーブルコーディネートで、深夜にインスタグラムを更新しています。
- デジェア・ロングヒリー
デジェア・ロングヒリーは、2022年-2023年TOMODACHIアラムナイ・関西・中国・四国地域の地域代表です。2019-2020年に渡邉利三寄付奨学金プログラムに参加しました。大学生4年生の時、愛知県南山大学国際センターに一学期留学しました。その学年の後半、メリーランド大学ボルティモア校(UMBC)を卒業し、グローバル・スタディーズの文学士号を取得しました。現在、語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)で米国文化大使と英語教師を務めるという7年間の目標を達成しています。 生涯を通じて多くの分野で日本の文化交流イベントに携わってきました。高校時代は、日本文化クラブの会長を務め、全国の日本語と文化の大会に参加しました。大学の時、ワシントンD.C.で毎年恒例の桜まつりの小委員会の委員長を志願しました。デジアは、関西・中国・四国地域の地域代表として、日米間の交流を引き続き推進していきたいと考えています。
- デイビッド・パラシオス
デイビット・パラシオスは、2022-2023年TOMODACHI アラムナイ・九州地域の地域代表です。地元カリフォルニア州サクラメントのコミュニティカレッジを卒業後、東京国際大学に編入し、2018年に渡邉利三寄付奨学金プログラムの第一期生として参加しました。日本の大学に2年間通い、英語とスペイン語に加え、日本語でのコミュニケーションも不自由なく行えるようになりました。デイビッドは米国の非営利団体や政府機関で働いた経験がありますが、現在は佐賀県で市の国際交流員として働いています。国際関係学専攻の彼は、自分のスキルと経験を活かし、文化交流を通じて人々を結びつけるだけでなく、そのつながりを利用して、社会的不平等、貧困、教育、人権に関するグローバルな問題に取り組むことを目指しています。
- 阿嘉 春奈
阿嘉 春奈は2022年-2023年TOMODACHIアラムナイ・沖縄地域の地域代表です。2018-2019年、 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programに参加しました。現在、IT企業の営業支援部門においてマネージャーを務めています。米国をはじめとする様々な国の方とのプロジェクトに参画したり、より良い組織づくり、スタッフの育成のためにコーチングを学び、実践するなかで、変化を受け入れ、自分の強みを理解し、枠を超えたネットワークの構築、学び続けることの大切さを実感しています。アラムナイ地域代表として多くの方と関わり、自分のミッションを活かせることを楽しみにしています。
米国
- フェリックス・ガルシア
フェリックス・ガルシアは、2022年TOMODACHIアラムナイ マサチューセッツ近郊地域代表で、2017年にボストンで開催されたTOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のアラムナイです。マサチューセッツ大学ボストン校でビジネスインテリジェンスを専攻し、情報技術の理学士号を取得、日本語を副専攻しています。UMassでは、日本語クラブの会長として、日本文化の普及と学生間のコミュニティ意識を高めるためのイベントを企画しました。また、マサチューセッツ大学のLLOP(Latino Leadership Opportunity Program)や、ハイテク産業における黒人やラテン系従業員の割合の低さを解消するためのHack.Diversityプログラムのアラムナイでもあります。現在、ITビジネスアナリストとして勤務しています。
- サラ・オコーネル
サラ・オコーネルは、2022年TOMODACHIアラムナイ ニューヨーク近郊地域代表の一人です。彼女は2016年にワシントンD.C.で開催されたTOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のアラムナイで、このプログラムは、彼女が仙台に移住し、さらに国際関係のキャリアを追求するきっかけとなりました。仙台での3年間、サラは災害救援活動や地域支援活動に積極的に取り組み、2017年にはTOMODACHIアラムナイ災害復興トレーニング・プログラムに参加し、他のアラムナイとともに世界防災フォーラムで発表しました。現在、ニュージャージー州に在住し、広報、偽情報、情報セキュリティを中心に、外交に関心を持ち続けています。地域のリーダーになることを通して、他の人々が情熱を見出し、目標を達成するために必要なリソースを提供し、インスパイアできることを願っています。 現在、国連日本政府代表部の広報専門家として、地域活性化、情報操作、広報活動、次世代へのエンパワーメントといった課題に焦点を当てています。
- ファトゥマタ・バー
ファトゥマタ・バーは、2022年TOMODACHIアラムナイ ニューヨーク近郊地域代表の一人です。ニューヨーク市出身の彼女は、2019年春に初めてTOMODACHIインターンシップ・プログラムに参加しました。この取り組みを通して、彼女は自己啓発の重要性と、変化を生み出すためのさまざまなアイデアを模索することを学びました。自分のコンフォートゾーンを飛び出し、日本へ行き、日本の高校生にアメリカの文化について自分の経験を伝え、今度は日本の文化について学びました。2020年TOMODACHI Critical Conversations Seriesに参加し、Black Lives Matterのようなセンシティブな問題についての知識と情熱を共有しました。アラムナイとして、他のアラムナイが日米の関係を築きながら、リーダーシップや必要なスキルセットを獲得することに興味を持てるような環境を作りたいと考えています。テンプル大学グローバル経済学部卒業、米軍将校。
- ケコア・エーバー
ケコア・エーバーは、2022年TOMODACHIアラムナイ ワシントンD.C.近郊地域代表です。2017年にシカゴで開催されたTOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のアラムナイとして、東京で開催された2018年米日カウンシル アニュアル・カンファレンスに参加し、現在は米日カウンシルのアソシエイト・メンバーでもあります。現在、ワシントンD.C.の科学的心理学会 (APS)でガバメント・リレーションズのアソシエイトとして、心理学・行動科学への支援を提唱しています。ジョージ・ワシントン大学でトランスナショナル・セキュリティを専攻し、安全保障政策学の修士課程に在籍しています。研究テーマは、東アジアの安全保障と環境安全保障です。デポール大学で政治学と心理学を専攻し、学士号を取得。大学在学中に中国と沖縄への2回の短期留学を経験。
- フアン・ヘルナンデス
フアン・へルナンデスは、2022年TOMODACHIアラムナイ カリフォルニア近郊地域代表です。TOMODACHIとの最初の関わりは、2013年にTOMODACHI MUFG国際交流プログラムの第2期生として参加したことでした。最近では、2018年にロサンゼルスで開催されたTOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議に参加し、東京で開催された2018年米日カウンシル アニュアル・カンファレンスではパネルスピーカーに選出されました。それ以来、最初のプログラムからホストファミリーと生涯の関係を築き、日米間の次世代のリーダーはこのような経験によって育まれると考え、この取り組みに尽力しています。機械工学の学位を持つ彼は、テクノロジーがより良い外交関係の架け橋となることを望んでいます。現在、多角的な製造・技術企業であるハネウェル社で、
TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク 地域代表の選出などについての詳細はこちら(英語のみ) »
TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークイベント
TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークは、各地域で活躍するアラムナイ達とつながり続けるため、イベントを実施しております。 イベントの詳細はこちらから。