TOMODACHI 住友商事奨学金プログラム2019年度奨学生がワシントンD.C.とニューヨーク市で一週間のリーダーシップ研修に参加
2020年1月6日から10日にわたり、TOMODACHI 住友商事奨学金プログラムの奨学生5名がニューヨーク市、ニュージャージー州そしてワシントンD.C.を訪れ、米州住友商事会社主催の冬期リーダーシッププログラムに参加しました。
奨学生らは、米州住友商事会社の代表者らの前で米国留学の経験について発表する機会や、米州住友商事会社社長、最高財務責任者、そして最高総務責任者と個別にお会いできる場も設けられ、授業の内容や今後の抱負について共有しました。
ニュージャージー州にある米州住友商事会社の子会社の「The Hartz Mountain Corporation」を訪問し、セールス・アンド・マーケティング・チームからペットケア市場においてどのように効果的なターゲティングを行うかを学び、続いて、多くの製品が生産されている研究開発施設のツアーに参加しました。さらにコロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所(CJEB)では、奨学生らは現在在席されている日本人研究員の方々との昼食会へ参加し、そして設立者であり研究所所長であるヒュー・パトリック教授との会談の機会を得て、現在の日本経済状況について議論しました。
ワシントンD.C.では、米州住友商事会社ワシントンD.C.支部を訪れ、米国における今日の政治状況について学び、続いて米日カウンシルのワシントンD.C.本部を訪れ米国留学中の経験について共有し議論を行いました。この研修では、9.11メモリアル博物館やアメリカ合衆国議会議事堂のツアーや、ニューヨークとワシントンD.C.にて米日カウンシルのメンバーとの交流、さらにブロードウェイでミュージカルの観劇も行いました。研修の最後は、米州住友商事会社のビジネス及び企業グループの皆さまからのお話を伺うランチ会にて締めくくられました。
奨学生の藤田奈緒氏は、 「米州住友商事会社の研修において『多様性はひとつの手段であって、目的ではない』という言葉が印象的でした。 事業を将来的な成功へ導くために、従業員の多様性やインクルージョンは必要不可欠であることを学びました。 学術以外の視点だけではなく、実務的な考え方にもはじめて触れて、 異なるセクターと独自の価値を結びつけるために、企業は多様性を高く評価していることがわかりました。 私が大学で学んできたのは、将来働きたいと思っているビジネスの分野においても必要不可欠な考え方なんだと励みになりました。
TOMODACHI イ二シアチブでは、現在「TOMODACHI 住友商事奨学金プログラム2020」の奨学生を募集しています。詳細はこちらをご覧下さい。