ハワイ大学マノア校とマサチューセッツ大学ボストン校の生徒がTOMODACHI イノウエ・スカラーズプログラムで愛媛県、広島県を訪問
「二国間関係で重要なのは政治的な大きなつながりだけではありません。草の根で築く小さなつながりを通してこそ、強い絆が生まれるのです。」 TOMODACHIイノウエ・スカラーズの一員として日本で過ごした日々を振り返ってハワイ大学マノア校のチェルシー・タカサキさんはこう語っています。TOMODACHIイノウエ・スカラーズプログラムに参画している残りの2校(ハワイ大学マノア校、マサチューセッツ大学ボストン校)から、8月に学生が日本を訪問しました。10日間の滞在を通し、米日の両国のつながりをもっと深めるための一端を担いたいという気持ちを新たに持つようになった学生も多かったようです。マサチューセッツ大学ボストン校のノーラン・オーブリアンさんは「日本で過ごした日々は、私たちの未来が明るいと確信を持つきっかけとなりました」と述べ、「これからさらに世界中の人々を強い絆でつなぐことに貢献していきたい」と熱心に語っていました。
本プログラムは外務省と国際交流基金(ジャパンファウンデーション)の支援による「KAKEHASHIプロジェクト」の下運営され、日米の若い世代の多文化学習を目標としています。文化思想や公務のために尽力し、オバマ大統領やアメリカ社会から「真のアメリカンヒーロー」と称えられた故ダニエル・イノウエ元上院議員の生涯を称賛するために作られ、参加校としてアメリカの大学4校が選ばれました。