TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク:2023年米日カウンシル・アニュアル・カンファレンスにてワークショップを開催
2023年11月7日、ワシントンD.C.の米日カウンシル本部にて、3時間のTOMODACHIアラムナイ地域フレームワークワークショップが開催されました。ワークショップの主な目的は、アラムナイ同士の繋がりを深め、より有意義で強固なものにし、TOMODACHIの幅広い目標に沿った取り組みを行っていくことです。ワークショップには、日米の6地域から5名の地域代表と4名のコア・コミッティメンバーが参加しました。
このワークショップでは、デジタルマーケティングとオンラインコミュニティ管理のワークショップも開催されました。非営利団体と協力し、オンラインでの収益増や影響力を加速させているデジタルマーケティングエージェンシー「Community Boost」のシニア・チャネル・アドバンスメント・リーダ―であるアシュリー・ブラナン氏が、ゲストスピーカーとして登壇しました。彼女は講義の中で、パーソナライズ(個人最適化)されたデータ主導のマーケティングの重要性を強調しました。新たなトレンドを試すこと、テクノロジーを活用してマーケティング活動を強化することによって、アラムナイへ効果的にリーチし、その関係性を築いていくという、一貫した課題について、地域リーダー達へと伝えてくれました。
ディスカッション・セッションでは、ニューヨーク地域代表のサラ・オコーネル氏が、アラムナイや視聴者にハッシュタグを使用しての発信をお願いする代わりに、イベント参加者や賛同者が簡単に共有できるFacebookやInstagramのスタンプを作成することを提案しました。南カリフォルニア地域代表のフアン・ヘルナンデス氏は、アラムナイ同士の地理的な距離と、イベントで集まるための中心的な場所がないことを課題として挙げました。
2023年11月10日、地域代表とコア・コミッティメンバーは、ワークショップ終了後に開催された米日カウンシルの年次総会に出席し、1時間ほどの報告会をもって総会は締めくくられました。 フィラデルフィアとその近郊の地域代表であるファトゥマタ・バー氏は、特にコミュニケーション関連の分野では、リスクを冒してでも、拒絶を受け入れることの重要性を強調しました。ファトゥマタ・バー氏はまた、好奇心を持つ事を意識することが大事だという考えと、年次総会で感じた友好的なコミュニティの雰囲気にも言及しました。
地域代表とコア・コミッティメンバーは、ワークショップへの参加が叶わなかった日米の他の地域代表とコア・コミッティメンバーに、今後の目標と行動項目について共有する予定です。