TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program 2023、米国研修を実施
2023年8月9日から8月19日、「TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program」の米国研修が実施され、日本全国から選抜された14名の高校生が米国カリフォルニア州での研修に参加しました。
本プログラムは、人と人との交流を通して、日米の文化を理解しあい、グローバルに通用するスキルを備えた次世代リーダーの育成を目指しています。10日間の研修中、生徒たちはカリフォルニア工科大学やカリフォルニア大学ロサンゼルス校を訪問し、現地で学ぶ日本人学生の話 を聞き進路について考える機会があった他、ジャパンハウス、ホロコースト・ミュージアムLA、全米日系人博物館などの施設を訪問し、米国の歴史や多様性、日米関係やリーダーシップ像などを学びました。ロサンゼルス日本国総領事公邸の際には、一人一人がプログラムに参加したきっかけとともに自己紹介をし、総領事に対して積極的に様々な質問を投げかけていました。また、週末は現地の家族のもとでホームステイを経験し、現地の高校への体験入学を通じて、米国の高校生との交流も深めました。
プログラム最終日には、在ロサンゼルス日本国領事館の石井彩氏と米日カウンシル会長兼CEOスザンヌ・バサラ氏を迎え、プログラムでの学びについて参加者全員が英語でスピーチを行いました。参加者の一人である舩岡知央氏は、次のように発表しました。「アメリカで出会った人々と交流する中で、これまで漠然としていたリーダーシップというものが自分の中で明確になりました。すると、近しい(日本の)友人が、リーダーシップの素質を持っていることにも気が付きました。このプログラムに参加して、自分の身近に目を向けてみれば、アドバイスをくれたり、助けてくれるかもしれない人々がいるということを学びました。」
参加者たちは今後、それぞれの所属校でプログラムでの経験を発表することで、自身の経験や学びを多くの人々と共有します。また、本プログラムでの学びを活かし、日米の掛け橋となるリーダーとして活躍することが期待されます。