TOMODACHIアラムナイが日本ペイントホールディングス株式会社 取締役会長 代表執行役 社長 兼 CEO 田中正明氏を迎えた「米日カウンシル主催第21回ビジネス・アドバイザリー・ボードミーティング」に参加
2020年10月28日、米日カウンシル主催の「第21回ビジネス・アドバイザリー・ボードミーティング(BAB)」がオンラインで開催され、TOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)4名が出席しました。更に2 名のアラムナイがTOMODACHIアラムナイ・インターンシップ・プログラムの一環として参加し、技術面から当会の運営をサポートしました。ビジネス・アドバイザリー・ボード代表および米日カウンシル評議員会 副会長を務める田中正明氏に「グローバルビジネスの飽くなき追求」という題目のご講演をいただき、50名以上のさまざまな業界を代表するビジネスリーダーが集いました。TOMODACHIアラムナイが日米関係の次世代リーダーとして当会に招かれるのは、今回が11回目となりました。
アシュリオンジャパン・ホールディングス合同会社 ゼネラル・カウンセル アジアおよび米日カウンシル-ジャパン理事を務めるジェニファー・ロジャーズ氏にモデレーターとしてご参加いただき、田中氏は40年以上にわたる金融業界での輝かしいキャリアの軌跡と、米日カウンシルの共同創設者である故ダニエル・K・イノウエ上院議員とアイリーン・ヒラノ・イノウエ氏との出会いを語りました。また日本ペイントホールディングスでの新たな取り組みや、大規模なM&Aついて話しました。
質疑応答とネットワーキングのセッションでは、TOMODACHIアラムナイを含む多くの参加者が田中氏に質問を投げかけました。Building the TOMODACHI Generation: Morgan Stanley Ambassadors Programのアラムナイである三原黎香氏は、民間企業が公的機関や非営利セクターとのつながりを維持し、協働する方法について尋ねました。田中氏は、個々が帰属する分野に関わらず、誰しもが公共の利益に心を配ることの重要性を唱え、民間企業であるからこそ入手可能な最先端技術を活用した抗ウイルス製品を開発する日本ペイントホールディングスの取り組みは、公益のために分野を超えたパートナーシップを実現することの一例であると説明しました。
2019年のTOMODACHI 住友商事奨学金プログラムの卒業生である深見勇馬氏は今回の経験を振り返り、田中氏を成功に導いた物事の捉え方や忍耐力に感銘を受け、どんな困難にも臆することなく、より積極的かつ思慮深く取り組むことの大切さを学んだ、と述べました。
生涯安泰を保証できる仕事は存在しないため、不確定要素の多い現代社会でグローバルリーダーとして成功するためには自立心をもって日々を過ごすように、とのTOMODACHIアラムナイへの激励の言葉を田中氏から頂戴し、当会は幕を閉じました。