ウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使がTOMODACHIイニシアチブのレセプションを開催、 日米関係を強化するパートナーシップを歓迎
公益財団法人米日カウンシル-ジャパン
TOMODACHIイニシアチブ
ウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使がTOMODACHIイニシアチブのレセプションを開催、
日米関係を強化するパートナーシップを歓迎
米日カウンシル-ジャパンが運営するTOMODACHIイニシアチブ(会長:アイリーン・ヒラノ・イノウエ、以下TOMODACHI)は、12月5日に、ウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使の主催で大使公邸にて開催されたレセプション会場にて、日米の次世代のリーダーを支援するパートナーシップの拡大を発表しました。レセプションには、協賛企業、政府関係者、非営利団体、TOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)等を含む150名以上の関係者が一堂に会しました。また吉野正芳復興大臣並びに、内堀雅雄福島県知事にもご列席頂きました。
レセプション開催前には、ハガティ駐日米国大使とTOMODACHIの協賛企業数社によるラウンド・テーブルが実施され、アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長の進行のもと、TOMODACHIの日米関係における役割や、両国の次世代リーダーの支援への重要性が議論されました。
続いて、レセプションでは、株式会社 ファーストリテイリング、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、本田技研工業株式会社、三菱UFJフィナンシャル・グループ、住友商事株式会社のパートナーシップの継続が発表されました。それぞれ2020年、2021年までの継続となります。
ハガティ駐日米国大使は、招待客を前に、日米関係強化における、社会的および教育分野における交流の重要さを強調し、「TOMODACHIは日米間の人と人の絆の深化を促進する、有数の取り組みとなっています。TOMODACHIは今まで6,000名以上の人々の、米国から日本、そして日本から米国と、太平洋を超えた交流を支援してきました。TOMODACHIは皆さんのような協賛企業や支援者の方々に支えられています。皆さんのお時間、エネルギー、ご支援の全てが(次世代の)人生に影響を与え、日米関係の根源を強化しているのです。」と述べました。
アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長は、次のように述べました。「皆様からのTOMODACHIへの継続的なコミットメントに心より感謝申しあげると共に、強化されたパートナーシップを楽しみにしております。TOMODACHIを通して皆様とご一緒に実現してまいりました、日米関係の未来への貢献を振り返るに辺り、本日会場にお集まりの協賛企業、日米政府のパートナー、実施団体、アドバイザーや支援者を含む全ての関係者の皆様に深く御礼申しあげます。TOMODACHIは、これからも次世代のリーダーに投資し、機会を提供し、より明るい未来を切り開いていく為に、彼らの夢や希望を支援して参ります。
TOMODACHIイニシアチブは、日米関係の強化に留まらず、より協調的で、豊かで、安全な世界の実現を促進していると信じております。」
またレプションには、9名のTOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)も登壇し、そのうち2名はアラムナイを代表し、スピーチを行いました。
TOMODACHI住友商事奨学金プログラムのアラムナイである、真部魁人氏は、宇宙飛行士になる夢を共有、TOMODACHIを通した留学の経験を振り返り、「留学の経験は、私に多様性の重要性について気付きと、より大きなグローバルな視点を与えてくれました。宇宙飛行士になりたいという想いは、TOMODACHIを通して得た知識と、コミュニティー、物の見方で、さらに強くなりました。」と述べました。
TOMODACHI MUFG国際交流プログラムのアラムナイの小畑絢香氏は、東日本大震災で叔父を失ったことや、震災の悲劇だけでなく影に隠れている、前向きな事柄も語ることのできる語り手へとなった道のりについて触れ、「TOMODACHIは震災の悲しみは、私の大事な一部であること、そして心に悲しみを抱えていても、前に歩き出せることを教えてくれました。」と述べました。
TOMODACHIは2012年の発足以来、述べ6,700名以上のプログラム参加者を輩出しています。