2017年度TOMODACHI 住友商事奨学金プログラムの奨学生10名が1年間の米国留学の学びを発表、新たに留学へ挑む2018年度奨学生10名を歓迎
2018年6月27日に、住友商事グローバル人材開発センターで、TOMODACHI 住友商事奨学金プログラム「2017年度奨学生帰国報告会と2018年度奨学生授与式」が開催され、奨学生と関係者が集結しました。
同日前半は、2018年度奨学生のオリエンテーションと研修を行いました。研修では2017年度奨学生が、自身の留学経験を基に本年度の奨学生をサポートしました。2018年度奨学生は、お互いを知り友情を育み、リーダーシップについて議論し、その意味を再定義する機会を持ちました。
後半は、2017年度奨学生帰国報告会、2018年度奨学生授与式、レセプションの3部構成でした。帰国報告会では、10名の2017年度奨学生が留学の経験について発表しました。それぞれ日常生活や特に興味を持った講義などについて共有したほか、本プログラムで提供された特別な研修の機会を通して見出した、個々のリーダーシップ・スタイルについて話しました。
各グループの発表後、米日カウンシル―ジャパン理事会役員 ゲイリー・モリワキ氏と米州住友商事株式会社 広報部長 ジュエル・ヤマダ氏がそれぞれ発表に対し講評を行いました。
帰国報告会後、米日カウンシル 会長 アイリーン・ヒラノ・イノウエと住友商事株式会社 代表取締役 社長執行役員CEO 兵頭誠之氏より、帰国学生の成長と学問の成果への称賛と、2018年度奨学生に対し激励の言葉が送られました。
これから留学へと挑む2018年度奨学生に対し、兵頭氏より奨学金受給証書が送られ、授与式の締めくくりとして、それぞの奨学生が留学に対する意気込みを発表しました。
授与式の後に行われたレセプションは、本年度奨学生のメンターを務める住友商事グループの社員の方や、本プログラムアラムナイ(過去のプログラム経験者)を交え開催されました。住友商事株式会社 代表取締役 常務執行役員 コーポレート部門 企画担当役員 CSO・CIO 山埜英樹氏が、乾杯の音頭ともに奨学生を激励しました。山埜氏は、学生時代の米国留学の経験を振り返り、奨学生に1年間の留学を通しできる限りのことをするよう鼓舞しました。
最後に、住友商事株式会社 サステナビリティ推進部長 大野茂樹氏によるレセプション閉会の辞をもって、一日にわたるイベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
イベント終了後、ミシガン大学に留学した2017年度奨学生の森竹希望氏は、下記のように述べました。
「僕はこのプログラムに参加できなかったらと考えると身震いがします。プログラムを通して、かけがえのない大切な仲間に出会いました。彼らは一人一人違いますが、だからこそ、学ぶ部分がたくさんあり、また切磋琢磨できる存在です。そして、リーダーとは何かを再定義できました。皆と話し合いを重ねたり、自らもリーダーとは何かを真剣に考えたりすることで、自分の中のリーダー像が大きく変わりました。帰国した今、自分が目指すリーダー像に向かって邁進あるのみと考えています。このプログラムに参加させていただいて、僕は幸せでした。」