TOMODACHIイニシアチブが2014年米日カウンシル年次会議をハワイ(ホノルル)で開催
2014年10月9日、10日に開催された米日カウンシル年次会議に、日米からのビジネスリーダー、米日カウンシルメンバー、過去のTOMODACHIプログラム参加者など 500名以上のゲストがハワイ(ホノルル)に集結しました。 年次会議には、政府、民間、学術研究、非営利組織などからの地域、国家、世界で活躍するリーダー層が集まり、時事問題や日米関係に影響を及ぼす議題などについて意見交換を行いました。今回会議が開かれたハワイは、アジア太平洋における歴史的、文化的、戦略的な重要性から、東西をつなぐ場所として最適な場所となりました。
二日目の本会議では、開会演説、分科会セッション、閉会演説、そして閉会レセプションが行われました。開会演説では、ハリー・ハリスジュニア海軍大将、ロッキード・マーティン社 会長マリリン・ヒューソン氏、三井物産株式会社 会長 飯島 彰巳氏3人の基調講演がありました。安倍晋三首相もお祝いの言葉を贈り、アメリカ合衆国エネルギー長官 アーネスト・モニツ氏もビデオメッセージを寄せました。三井物産株式会社 会長の飯島氏は、同社の日米に置けるビジネス展開の報告や、TOMODACHIイニシアチブとのTOMODACHI-Mitsui &Co. リーダーシッププログラムについてお話されました。
開会挨拶後は、一日をかけ様々なパネルディスカッションや討論会が開かれました。午後に開催されたディスカッションの一つである「TOMODAHCI 世代を創ろう」という題目には、5名のTOMODACHIプログラム参加者がパネリストとして登壇しました。パネリストはTOMODACHI-Mitsui& Co. Leadership ProgramやTOMODACHIイノウエ・スカラーズプログラム、TOMODACHI ハワイ・レインボーキッズ・プロジェクト、TOMODACHI住友商事奨学金プログラム、JPモルガン支援のTOMODACHI NGO Leadership Programなど様々なTOMODACHIプログラム参加者が揃い、プログラム、教育レベルなど様々な角度から意見を述べました。それぞれの経験者が人生設計やプログラム参加後、彼らにどのような影響が与えられたのかについて説明をしました。マッキンゼー・アンド・カンパニーのトッド・ギルド氏が司会を務め、2020年の東京オリンピックを見据えたTOMODACHIイニシアチブの将来計画に加え、参加者の人生設計や彼等が参加したプログラムが参加者にどのような影響を与えたのかについて意見が交わされました。
分科会セッションの後は、4名のゲームチェンジャー(世界に大きな変革をもたらした人物)による、各々のフィールドの先駆者となる日系アメリカ人とはどの様な存在であるかについての議論が行われ、閉会のセッションが開かれました。カンファレンスの最後には、素晴らしい夕日の中、日本とハワイから計12人のシェフが共同で地域の食材を使った美味しい料理を提供する、素晴らしいカルナリーフェスティバルでゲストをもてなしました。日米の食文化を共有し理解することで、異文化間の対話、理解を促進することを目的とする米日カウンシルのカルナリー外交構想の一部です。
プログラムの参加者が渡米するにあたり、往復航空券をご提供くださったデルタ航空に感謝申し上げます。
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