TOMODACHI世代: 八木まりな
八木まりな氏: 広島県出身の東京育ち。明治学院大学国際学部を卒業後は、パーソンズのThe Associate in Applied Science (AAS) degree programに入学、2018年5月に卒業しました。その後、ファッションブランドKOZABURO、Engineered Garments、Antonio Azzuolo、have a good timeでデザイナーとしての経験を重ね、2019年秋よりFashion Institute of Technology(以下、FIT)でグローバル・ファッション・マネージメント修士コースに在学中です。母親の影響で幼い頃からファッションに興味を持ち、自分自身のブランドを立ち上げるという夢を持っており、現在FITにて起業家になるための勉強に日々励んでいます。
八木まりなについて
Q1:TOMODACHI-UNIQLOフェローシップへの応募のきっかけを教えてください。
パーソンズ卒業後、企業研修(Optional Practical Training=OPT)で、ファッションブランド「KOZABURO」にて、最初はデザインインターンを、後に製作(プロダクション)やPR業務も経験させていただいたことで、ファッションデザインだけでなくビジネスにも興味を持ちました。 デザイナーの赤坂公三郎氏からTOMODACHI-UNIQLOフェローシップの奨学金の話を聞き、Fashion Institute of technology(以下、FIT)でのGlobal Fashion Managementというコース合格後に応募しました。 TOMODACHI-UNIQLOフェローの赤坂公三郎氏、奥田浩太氏、小西翔氏、新居潤子氏、その他にも様々なフェローの方からTOMODACHI-UNIQLOフェローシップでの経験を伺いました。 これからのファッションに関する知識や世界中の人々との交流を深め、世界で通用する人材を目指して頑張りたいと思います。
Q2:このプログラムを通して学びたいことは何ですか。
FITのGlobal Fashion Managementのコースは、世界のグローバル化とともに変化するビジネスの現状をグローバルな視点から学べる学部で、世界中の専門家(プロフェッショナル)からビジネスの現状について学ぶことができます。実際に学生は香港、パリ、ミラノなどへ出向き、セミナーなどを通して 現地のファッションに関する専門家から直に話を伺うこともできます。また、世界中から集まる教授や学生との意見交換の機会もあり、ファッションだけではなくビジネス面においても学びの場となります。この1年半という貴重な時間の中で、(ファッション業界の)コネクションや知識をできるだけ増やし吸収して、将来に活かしたいと思います。
Q3:米国に対してどのようなつながりや関心かありますか。
私はもともと自分のブランドを立ち上げる夢を持ち、世界レベルのファッションデザインを学びたくニューヨークへ渡りました。インターナショナルスクールに通っていたこともあり、幼少期から世界中の学生と交流し、それぞれの国が持つカルチャーやファッションにも興味がありました。アメリカで活躍されている日本人のデザイナーやファッション業界の方々との交流はもちろん、進化し続けるアメリカのライフスタイル、ビジネス、ファッションやカルチャーなどを米国滞在中にできるだけ吸収したいと思っています。「ニューヨークで会わなくても良い人など存在しない」と思っているので、「これからのニューヨーク」での貴重な時間を大切にし、行動したいと思います。