TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program
日本全国の高校生を対象とする米国研修プログラム「TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program」は、日米間の理解促進や、グローバルに通用するスキルを備えた、日米の次世代リーダー育成を目的として、2022年に設立されました。
The Toshizo Watanabe Foundationからの寄付により、実現した新プログラムの開始に際し、The Toshizo Watanabe Foundation会長 渡邉利三氏は次のように述べています。「若い年代に海外に触れ、視野を広げることは、何にも代えがたい貴重な経験となります。本プログラムによって、将来有望な日本の高校生の皆さんに、大切な『気付き』と『きっかけ』が与られることを期待します。」
厳正な審査を経て全国各地より選出された高校生は、ホームステイや学校訪問、各施設訪問を通じて、現地の人々との交流を深め、米国の歴史や多様な文化に触れ、多角的な視野及びリーダーシップについての学びを深めます。
TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program 2024
リーダーシップを学び異文化理解を深める米国研修を南カリフォルニアで体験
TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program 2024が、8月、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われました。今年の参加者である20名の日本の高校生たちは、この地域の多様な文化と豊かな歴史を感じながら、11日間を過ごしました。様々な訪問先、有意義な議論や実践的な体験を通じて、生徒たちはリーダーシップに関する新しい視点を育み、日本と米国の緊密な関係について、理解を深めることができました。
初日には、ロサンゼルスの日本総領事公邸を表敬訪問し、曽根総領事やスタッフの方々に会い、リーダーシップについて有意義な対話の時間となりました。さらに、このプログラムでは、米日カウンシル(USJC)のメンバーやリーダーを招いて、アドバイスに溢れたパネルディスカッションを聴く機会もありました。プログラム期間中は、地元の高校、カリフォルニア工科大学、ジャパン・ハウス、全米日系人博物館、ミュージアム・オブ・トレランス、オレンジ郡セカンド・ハーベスト・フードバンク、テラサキ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校など、参加者たちは様々な団体や機関を訪れました。
参加者がオリエンテーションに参加
2024年7月7日、「TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program」オリエンテーションがオンラインで開催され、日本全国から選抜された20名の高校生と2名の教員、そしてプログラム関係者が参加しました。
オリエンテーションでは、初対面となる参加者同士が自己紹介をした他、本プログラムを支援してくださっている渡邉利三氏についての紹介、研修スケジュールやプログラム参加にあたっての注意事項などについての説明を実施しました。オリエンテーション後半では、プログラム期間中生活を共にするグループ分けが発表され、グループごとに渡米までの宿題などについて話し合う時間が設けられました。
TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program 2023
2023年8月9日から8月19日、「TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program」の米国研修が実施され、日本全国から選抜された14名の高校生が米国カリフォルニア州での研修に参加しました。
10日間の研修中、生徒たちはカリフォルニア工科大学やカリフォルニア大学ロサンゼルス校を訪問し、現地で学ぶ日本人学生の話 を聞き進路について考える機会があった他、ジャパンハウス、ホロコースト・ミュージアムLA、全米日系人博物館などの施設を訪問し、米国の歴史や多様性、日米関係やリーダーシップ像などを学びました。ロサンゼルス日本国総領事公邸の際には、一人一人がプログラムに参加したきっかけとともに自己紹介をし、総領事に対して積極的に様々な質問を投げかけていました。また、週末は現地の家族のもとでホームステイを経験し、現地の高校への体験入学を通じて、米国の高校生との交流も深めました。詳細>>
TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program 2022
2022年8月10日から8月20日、「TOMODACHI Toshizo Watanabe Leadership Program」が実施され、日本全国から選抜された14名の高校生が米国カリフォルニア州での研修に参加しました。プログラム最終日には、プログラム支援者であるThe Toshizo Watanabe Foundation会長の渡邉利三氏と公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン代表理事のスザンヌ・バサラを迎え、生徒全員が、プログラムでの学びを、英語で発表しました。
学生はプログラムを振り返り、「リーダーとは、違いに気が付き、その違いを尊重して、他の視点から考えることのできる人だと学びました。このプログラムを通じて、将来海外に行きたいという思いが強くなりました」と語りました。詳細>>