TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program
TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program は、日本の大学で理工系を専攻する女性の大学生10名を対象とした5週間の研究インターンシッププログラムです。ペンシルバニア州のリーハイ大学とテキサス州のライス大学にて行われ、大学の研究室に属して最先端の研究活動に触れると同時に、アメリカの高等教育システムを体験し、米国人学生との交流活動を通して言語や文化を学ぶ機会を提供します。このプログラムは、国際共同研究を通じて、理工学研究に興味を持つ日本人女子学生に、アメリカとの連携のきっかけを提供することを目的としています。
本プログラムは、ダウ・ケミカル日本株式会社の多大なるご支援により実現しています。
理工系女子大学生10名が米国でのインターンシップ研修を経て研究者における多様性を学び帰国
2024年2月10日から3月13日にかけて、「TOMODACHI-STEM Women’s Leadership & Research Program」参加者10名が、ペンシルバニア州のリーハイ大学とテキサス州のライス大学にて研究インターンシップに参加しました。
渡米研修に先立ち2024年2月4日に、10名の参加者は本プログラムを支援するダウ・ケミカル日本株式会社を訪問しました。参加者はそれぞれに現在学んでいることや本プログラム参加を希望した理由などを同社社員に向けて発表したほか、進路や、STEM分野における女性という立場について参加者から相談する場面もありました。ダウ・ケミカル社員からは、同社の企業文化やそれぞれのキャリアについてお話があり、代表取締役社長のパトリック マクラウド氏からは、プログラム期間を経ての参加者の変化が見られることを楽しみにしているとの激励の言葉がかけられました。
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TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program 2023-2024
TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program 2023-24を開始
「TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program 2023-24」の参加者10名が研修前に行われるオンライン事前プログラムに参加しました。このプログラムは、日本の大学で理工系を専攻する女性の大学生10名を対象とした5週間の研究インターンシッププログラムです。
ペンシルバニア州のリーハイ大学とテキサス州のライス大学にて行われ、大学の研究室に属して最先端の研究活動に触れると同時に、アメリカの高等教育システムを体験し、米国人学生との交流活動を通して言語や文化を学ぶ機会を提供します。詳細>>
TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program 2022-2023
TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program 2022-2023に、日本の7つの大学で理工学部に所属する女子学生10名が参加しました。プログラムは、9月20日のリーハイ大学主催のオンラインオリエンテーションに始まり、2023年2月と3月に米国で5週間の研究インターンシップを実施しました。
学生はペンシルベニア州のリーハイ大学またはテキサス州のライス大学のいずれかに滞在しました。各生徒には、アドバイザーとして教授が、メンターとして大学院生または博士研究員がつきました。学生たちのバックグラウンドは多様で、多くの研究室から支援を受けることができました。このプログラムは、参加者が研究や大学院での研究をさらに進めるきっかけとなり、文化交流の機会にもなっています。学生たちが取り組んだ研究プロジェクトは多岐に渡りました。混合金属酸化物の還元から、ショウジョウバエの筋肉細胞のミトコンドリアに対するアトラースチンの効果の調査まで、さまざまなものがありました。学生たちはキャリアとリーダーシップを開発するためのワークショップや活動にも参加しました。ワークショップのテーマは、米国大学院で学ぶこと、他文化におけるコミュニケーション、プレゼンテーションの作成、就職活動とそのための準備、女性研究者によるパネルディスカッションなどでした。研究室での勉強だけでなく、文化的な経験、また同じ理系の女子学生同士の友人を得るなど、学生たちはこのプログラムを通じて多くを得ることができました。
TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program 2021-2022
STEM分野の日本人女子学生が米国での対面のプログラムを終え帰国
2022年2月12日から3月16日まで、9名の日本人女子学生が米国を訪れ、ペンシルベニア州リーハイ大学とテキサス州ライス大学で、「TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program 2020-2021」の対面プログラムに参加しました。
本プログラムは、理工学を専攻している日本の女子大学生を対象とした研究インターンシッププログラムで、参加者が研究と大学院研究をさらに追求するため、相互の文化交流の機会を提供します。今回実施された対面プログラムに先立って、2021年の9月にかけ、参加者はオンライン事前プログラムに取り組みました。詳細>>
オンライン事前プログラムを開始
2021-2022年のプログラムでは全国からそれぞれ応用物理学、生物学、機械工学などの分野を代表する10名が選ばれました。
2021年9月、プログラム参加者のためのワークショップと文化交流会がオンラインで開催されました。これらのプログラムは、英語力、キャリア開発、ネットワーキングおよびチームビルディングに焦点を当てた特別セッションを実施することにより、2022年2月から対面で実施される予定の研究インターンシップに向け、学生の準備をサポートすることを目的としています。詳細>>