TOMODACHI世代:山口雄大
山口雄大氏は、北海道札幌出身のトランペット奏者です。ボストンでの、バークレー音楽学校サマーコース(5週間)に参加しました。彼の尊敬するトランペット奏者であるタイガー大越氏の個人レッスンを受講したこともあります。11年間トランペットを演奏する中で、10年の間ビックバンドで演奏したり、北海道グルーブキャンプへ参加しました。彼は、国立大学法人 北見工業大学で工学を専攻していました。今後、トランペットのパフォーマンスと理論に集中するためバークレー音楽学校へ転入します。
サントリー音楽奨学金「TOMODACHI Suntory Scholarship Fund」について、こちらをご覧下さい
山口雄大について
Q::このプログラムで何を一番楽しみにしていますか。
A:今回バークレー音楽大学という素晴らしい教育、素晴らしいミュージシャンが集まる環境に行けるということをとても楽しみにしています。この度TOMODACHIイニチアチブ様とサントリー様よりご援助して頂きましてこのような機会をいただけたことを大変感謝申し上げます。
Q:このスカラーシップを通して、日本にどのような形で貢献していきたいと思いますか。
A: 様々なミュージシャンと出会うことにより自分の音を確立し山口雄大という音を構築することによって様々な人が音楽に対して興味を持っていただけるようになることが日本の音楽史に貢献できるのではないかと思います。
Q:サントリーの音楽事業は、音楽を通して文化の向上を目指していますが、それに対して山口さんはどう思いますか。
A:クラシック部門では若手音楽界の育成や若手作曲家の育成などに沢山力を入れていただいています。また今回のようにジャズやポップス音楽においても様々な貢献をいただいていると思います。
Q:今まで演奏してきた曲で一番気に入ったのは何ですか?この曲はどのように自分を表していると思いますか。
A:今まで演奏してきた中で一番好きな曲はカウント・ベイシー楽団の「オレンジシャーベット」という曲です。この曲はビッグバンドのエッセンシャル、ベイシーのエッセンシャル、もう全が詰まっている曲で自分にとっては原点となるような曲だと思っています。