TOMODACHI世代 グローバル・リーダーシップ・アカデミー 2.0
TOMODACHI Generation Global Leadership Academy 2.0は、日本に在住するTOMODACHIプログラムの高校生および大学生アラムナイを対象とした、2部構成のリーダーシッププログラムです。本プログラムでは、グローバルリーダーに必要な資質について議論し、実践的なメンタリングやリーダーシップ体験を提供するとともに、地域社会への貢献について深く考え、最終発表を行います。2025年のプログラムでは、以下の3つの主要テーマに焦点を当てます:
- リーダーシップスキルの向上
- グローバルな責任感の醸成
- 地域社会への深い関わりの促進
本プログラムは2部構成となっており、第1部は宮城県女川町で開催され、第2部は東京で開催されます。東京では、プログラムを通じて学んだことを最終発表として共有します。このプログラムは、これまで東北の高校生を対象に実施されていたTOMODACHI Generation Global Leadership Academyを基盤に、より多くの高校生が参加できるように拡充したものです。プログラムの運営は、初期プログラムの参加者である髙橋倫平が、自身の所属する一般社団法人まちとこを通じて主導します。本イニシアチブは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHIアラムナイ・リーダーシップ・プログラムの一環として実施されます。
プログラム参加者は、TOMODACHIプログラムのアラムナイの中から厳選され、各プログラムで学んだ知識や経験を活かし、次のステップへ進み、地域社会の発展に貢献しながらグローバルリーダーを目指す意欲を持つ方が対象となります。
TOMODACHI Generation Global Leadership Academy 2.0(GLA 2.0)
3つの主要テーマ:
- リーダーシップスキルの向上
- グローバルな責任感の醸成
- 地域社会への深い関わりの促進
応募資格:
- TOMODACHIプログラム、渡邉利三留学奨学金プログラム、またはミネタ・アンバサダー・プログラム(MAP)に過去に参加したことのある日本在住の高校生および大学生
- 本プログラム参加時に高校1年生〜大学生、大学院生であること(高専、短大、専修学校、大学院を含む)。
- 2025年3月31日(月)23:59までに応募フォームより必要事項を提出すること。
- 一次選考の書類審査を通過した場合、2025年4月8日(火)〜12日(土)に実施するオンライン面接に参加可能であること。
- グループ活動を伴うプログラムに積極的に取り組み、リーダーシップを発揮する意思があること。
- 多様な文化に適応できる柔軟性と協調性を持ち、心身ともに健康であること。
- 事前オリエンテーションを含む、全日程に参加できること。
プログラム詳細:
- 開催地:宮城県女川町および東京都
- 募集人数: 高校生16名、大学生メンター4名
- 日程・期間:2部構成のプログラム(東北で6月、東京で11月開催)
- オンラインオリエンテーション(6月21日(土))
- 東北セッション(6月28日(土)~6月29日(日))
- リーダーシップ、グローバル課題、地域貢献に関するワークショップ
- グループディスカッションや共同プロジェクト
- 東日本大震災とTOMODACHIイニシアチブの背景について学ぶ現地訪問
- 東京セッション(11月30日(日)~12月2日(火))
- 企業訪問および多様なキャリアについての講話
- 具体的な行動につなげるためのリーダーシップスキル向上セッション
- アラムナイやリーダーとのネットワーキング機会
- 年間を通して考えた地域社会への貢献プロジェクトの発表。
*全セッションへの参加が必須となります。
応募詳細:
- 応募受付開始:2025年3月1日(土)
- 応募締切:2025年3月31日(月)23:59
- 選考結果通知:2025年4月18日(金)
- 応募方法:指定の応募フォームより必要事項を記入し提出
選考方法:
- 一次選考: 書類審査
※一次選考の合格者にのみ、合格通知メールを4月4日(金)頃お送りします。
- 二次選考: オンライン面談 2025年4月8日(火)〜12日(土)
- 最終合格通知:4月18日(金)頃までにご連絡を差し上げます。
参加費:無料(各県の主要新幹線発着駅からの往復交通費・宿泊費・食費は主催者が負担)
※Part①プログラムDay2昼食のみ個人で負担していただく予定です。ご了承ください。
プログラム使用言語:日本語
プログラムの目的と意義
TOMODACHI世代 グローバル・リーダーシップ・アカデミー 2.0(GLA 2.0)は、次世代のリーダーとして、若者が彼らの可能性を最大限に発揮できるよう、生涯学習や吟味思考の重要性に焦点を当てながら、長期的な視点で支援することを目的としています。これらのスキルは、21世紀においてグローバル競争力を高めるために不可欠な要素です。本プログラムの初期版は東北の高校生を対象としていましたが、より多くの日本の若者に機会を提供するために、全国規模へと拡大しました。青少年支援において、平等な機会を提供することを目的としたプログラムは存在しますが、本プログラムでは未来のリーダーとなる若者たちが持つ潜在能力を最大限に引き出すことを目指しています。しかし、このような取り組みは時間と労力を要するため、資金や支援が不足しがちです。それでも、本プログラムがもたらす成果は長期的かつ持続可能であり、計り知れない価値を持つと考えています。TOMODACHIプログラムのアラムナイは、多くが人生で初めてアメリカに渡航する機会を与えられた学生であり、外の視点から自分たちの地域や国を客観的に見ることで、地域・国内・国際的な視点を統合した広い視野を持つことを実現しています。さらに、地域社会で積極的に活動する大学生メンターと共に学ぶことで、新たなアイデアやキャリアの可能性に触れ、地域での活動を続けながらも、グローバルな視点を持ち続けることができるようになります。
2021年まで行われていたTOMODACHI Generation Global Leadership Academy programに関する情報はこちらから。
髙橋倫平について
出身地:宮城県石巻市(1997年生まれ)髙橋倫平の人生には、2つの大きな出来事が影響を与えました。ひとつは、14歳のときに経験した東日本大震災。もうひとつは、高校3年生のときに参加したTOMODACHIプログラムでのアメリカ訪問です。この経験が彼の人生観を大きく変えました。当初は教員を目指して日本体育大学に進学しましたが、TOMODACHIプログラムへの参加をきっかけに、東北地域の青少年育成に強い関心を持つようになりました。従来の教育の枠にとらわれず、より柔軟でインパクトのある形で若者を支援するため、NPOを通じた教育活動に軸足を移しました。現在、彼は宮城県女川町に拠点を置く一般社団法人まちとこで活動し、東北地域の若者をサポートしています。2025年からは、新たに拡充されたTOMODACHIプログラムの主要運営者として、全国の高校生を対象としたTOMODACHI Generation Global Leadership Academy 2.0を牽引します。彼自身がプログラム参加者から実施者へと成長したことは、TOMODACHIの長期的な影響力と成功を象徴するものであり、本プログラムの意義をより深く示しています。新たなプログラムプログラムの発展として、この度髙橋倫平氏が新たなTOMODACHIプログラムの主要な運営者として選ばれました。本プログラムは、これまで東北の高校生を対象としていた取り組みを基盤としながら、新しく日本全国の高校生を対象に拡大したスケールアップ版となります。初期プログラムの参加者であった髙橋倫平氏は、自身の経験と独自の視点を活かし、現在所属する一般社団法人まちとこを通じてこの拡大版プログラムを主導します。このプロジェクトは、プログラム参加者から実施者へと成長を遂げた髙橋氏の歩みを象徴するものであり、TOMODACHIのミッションが生み出す長期的な影響と成功を体現する取り組みとなります。
一般社団法人まちとこ紹介
東日本大震災で甚大な被害があった宮城県女川町にて、認定NPO法人カタリバのコラボ・スクール女川向学館の事業を引き継ぎ、教育活動を実施している。
『地域で子どもを育てる教育の生態系づくり』をミッションに掲げ、放課後の時間には、子どもたちの居場所の創出や学習支援を行い、日中の時間には学校内で授業に入り学習支援にも取り組んでいる。小中学生をはじめ高校生などの若者が地元である女川町とつながる機会の創出も目指している。
詳細:https://machitoko.net/