TOMODACHI世代:熊谷優太郎
熊谷優太郎さんは2013年の夏、TOMODACHIダラス・仙台 ヤング アンバサダーズ プログラムに参加してテキサス州ダラス市を訪れました。彼は2014年3月に行われたTOMODACHIビヨンドトゥモロー グローバル・リーダーシップ・アカデミーに参加して、自分の意見を伝えること、チームワークの大切さ、そして自分の可能性を信じることを学びました。
はじめは周りのみんなの積極的な姿に圧倒され、思うように発言できませんでした。しかし、話をするにつれて思っているだけでは伝わらないことを痛感し、自分から一歩踏み出すことの大切さを学びました。そう思ってから自分も気持ちを切り替えて、積極的に班の話し合いで意見を出してみんなで納得しあえるプレゼンを作り上げることができました。
私は同じ被災者とはいっても家族や友人を亡くしたり、住む家を失ったりしたわけではありません。しかし、一緒に参加した仲間の中には自分とはくらべものにならないくらい辛い体験をした人がいて、改めて震災の辛さを身に染みて感じました。みんなと防災について考えいくなかで、震災を風化させないためにも世界の人々に自分たちの体験を語り継いでいくことが重要だと分かりました。 これからは、今回出会った仲間と共にその役割を担っていきたいと思います。
また、プログラムの留学セッションでパネリストの話を聞いて留学を身近に感じることができ、自分には様々な選択肢があることを教えてもらいました。
私は将来弁護士になるのが夢です。弁護士として日本とアメリカの架け橋になれるように今回のプログラムで学んだ自分の可能性を信じて歩んでいきたいと思います。