TOMODACHI世代:下苧坪之典
下苧坪之典氏はTOMODACHI FIRSTプログラムの参加者としてワシントン州シアトルを訪問しました。岩手県広野町で生まれた下苧坪氏は、7年間企業で働いた経験を持っています。
7年間勤め終えた後、下苧坪氏は自分の故郷の為に何かしたいと思い起業精神を持ち続けました。2010年に下苧坪氏は、“ひろのや”を立ち上げて地元で採れた新鮮な魚介類を売ることにしました。その約1年後、“ひろのや”を法人化する直前に東日本大震災が起こりました。下苧坪氏は、故郷広野町の震災後を続けた傍で会社を立て直し、著名な雑誌から”日本の将来を変える100人”に選ばれました。
北三陸地域は海面がとても広いため水産業に適する地域ではありません。なので、多くの漁師たちは仕事を掛け持ちしています。それに加え、ほんの一握りの若い漁師達が先代から続く仕事を成功させています。下苧坪氏は、自分の周りにいる人々はお互いに頼りきっている状況だということを目の当たりにします。下苧坪氏はそんな状況を打破したいと強く思いました。将来有望な人たちを参考に、下苧坪氏は誰もしてこなかった新しい方法で、他人を活気づけたいと考えました。
下苧坪氏のテーマは、“協力”です。TOMODACHI FIRSTプログラムを通してメンターたちからインスピレーションをもらって、三陸地域や都市など日本各地で活躍している人たちとつながりを持つことができました。将来的には、“北三陸産”の商品を売って世界的なブランドにしたいと思っています。
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