TOMODACHI世代:遠藤古都
遠藤古都さんはTOMODACHIサマー2013コカ・コーラホームステイ研修プログラムに参加してバーモント州バーリントン市にホームステイをしました。2014年3月に行われたTOMODACHIビヨンドトゥモローグローバル・リーダーシップ・アカデミーに参加して、友達を作り、チームワークの大切さを学び、リーダーとは何か学びました。
2014年3月7日-9日に東京で行われたTOMODACHI ビヨンドトゥモロー グローバル・リーダーシップ・アカデミーに今回初めて参加しました。この余韻、なんとも言えない雰囲気、未だにうまく言葉にできません。
結果は提言発表会【最優秀賞】いただきました。信じられなくて絶叫・号泣しました。チームのみんなが団結したからきたことでした。みんな、私のわがままや普通なら押しとどまる意見にも耳を傾け理解してくれました。つまづいたこともありました。でもメリルリンチの方のおかげで、1回沈んだ気分とやる気を復活することができました。
き・に・も・た・こ
この提言はここで終わらせてはいけない。実現するために奮闘します。
東日本大震災を素直に受け止めて、 涙を流せたのは自分の中で大きいです。自分でも驚きました。TOMODACHI ビヨンドトゥモローの雰囲気だからこそ、 学校にはない体験ができました。
1番つらく思ったのが、どうしてこのTOMODACHIプログラムとかだと自分は評価してもらえるのに、自分の身近なとこでは全然ダメなんだろう、ということです。
だから、どんどん外出て行かないと。人に足並み揃えるのではなく、もう人とは違うところを見据えて1人でまずは立って歩く。その中で本当に私のことを理解してくれて、つまづかせるためではなくて、一緒に戦ってくれる友達と一緒にいたいです。周りにどんな人を置くか、ということを聞いて、今回のTOMODACHIビヨンドではそのような仲間がたくさんできました。
二泊三日、一個一個が最高だった思い出が 多くて、みんなに 胸はって言ったように自分はリーダーになる女性だと思います。今は自分のアイディアが何より面白くて実現できたらうまく活かせなくて。自信もないので足すくわれて。力不足だけどそれを高校時代、もがきながら、失敗しながら誰かの言葉に傷つきながら自分の抑えられない言葉にできないアイディアを形にする手段を身につけて行きます。
今回の最優秀は自身になりました。私が私を信じなければ、誰も不安でついて来れないね
言い過ぎだけど、自分はTOMODACHIビヨンドで、もう一度自分として産まれてきたみたい。私に泣ける場所を作ってくれてありがとう。何でも1人でやろうとするのではなくて人に頼る、信じることも教えてくれました。TOMODACHIビヨンドに参加できて本当によかったです。
2013年12月13日に、駐日米大使公邸でTOMODACHI生徒、米日カウンシルのアイリーン・ヒラノ・イノウエ会長そしてケネディー駐日米大使とのラウンドテーブルに出席しました。彼女がその時に話した体験談は以下の通りです。
こんにちは。私は遠藤古都と申します。TOMODACHI世代を代表して、本日この場でお話出来ることを大変光栄に思います。2011年3月11日、東日本大震災が起こった時、私は中学生でした。私の通っていた学校は内陸部で被害に遭った唯一の学校でした。校舎が使用出来なくなったので、別の学校の校舎で学ぶことになりました。園学校の柔道場が新たな学び舎となりました。夏には教室の温度が40度になり、長い冬には0度を下回るような環境でした。そのような経緯から、私は「自分自身しか語れない経験をアメリカの人々に伝えたい」「人々に3.11を忘れてほしくない」と思うようになりました。これがTOMODACHIコカコーラホームステイプログラムに参加した理由です。
私はワシントンD.C.、アトランタそしてバーモント州のバーリントンを訪ねました。私はキング牧師や人種差別に関心があり、彼に憧れ、また尊敬していたので、アトランタのキングセンターに行くことが出来たのは夢のようでした。バーリントンではホームステイをしました。とても素敵なまちで、ホームステイ先の家族も素晴らしい人たちでした。バーリントンは私にとって2番目の故郷となりました。
現在私は高校で生徒会長を務めています。生徒たちと共に、東北のためにボランティア活動を実施しようとしています。私は東北のために出来る1番大切なことは、人々の絆を紡ぎ出すことだと考えています。自分たちの経験を世界中の人々に知ってもらうことが、私たちの使命です。
私はまだ高校生ですが、アメリカと日本の関係をより強固なものにするために、ケネディ大使のように、何か力になりたいと強く思います。アメリカと日本が、これからもずっとTOMODACHI(友達)でいることを願っています。