サントリー音楽奨学金 「TOMODACHI Suntory Music Scholarship Fund」
本プログラムは、米国の3つの音楽大学に入学する日本の学生を支援するもので、日本の学生が、将来グローバルに活躍する音楽家として成長するために必要な技能と国際的な視点を備える機会を提供するともに、音楽を通じて日米双方の文化や習慣を理解し、平和で豊かな社会実現への貢献を目指す若いリーダーの育成を目指します。
2014年から2016年の3年間にわたり毎年4名の対象者(計12名)を選出し、サントリーグループの東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、被災地の学生を優先します。
2015年度は、3名の受給生が決定し2015年9月より入学しています。そして2016年度受給生の募集を開始しました。
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2015年度募集詳細については、下記を参照の上、対象大学による告知に従い直接申請してください。
◆サントリーグループの東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」
サントリーグループは、太陽(サン)の光がさんさんとふりそそぐように被災地に笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、「サントリー東北サンさんプロジェクト」として「漁業」「子ども」「文化・スポーツ」の分野を中心に総額108億円の規模で復興支援活動を継続して行っています。本年9月からは、新たに「チャレンジド・スポーツ(障がい者スポーツ)への支援」にも取り組んでいきます。ウェブサイトはこちら
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TOMODACHI サントリー 福島未来ミュージックプログラム2016
サントリーホールディングス株式会社(以下、サントリー)は、サントリーグループの東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、TOMODACHIイニシアチブとともに「TOMODACHI サントリー福島未来ミュージックプログラム」を2月28日(日)から開始します。
今回、音楽を通じてより多くの子どもたちの“心の復興”に貢献するべく、2015年4月に開校し福島県内初の“スーパーグローバルハイスクール”に指定された福島県立ふたば未来学園高等学校吹奏楽部の生徒を対象に、本プログラムを開始します。生徒は、国際的に活躍する作曲家・指揮者の嶋津武仁氏と共同でオリジナル楽曲を制作し、嶋津氏より直接演奏指導を国内で受けます。
2016年8月中旬には米国・ニューヨーク州にて、世界的に有名なニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団とのワークショップ(演奏指導やオリジナル楽曲の共演など)に加え、現地でのホームステイを体験しました。当プログラムを通じて、生徒がグローバルな視野を身につけるとともに、さらなる夢の実現のために第一歩を踏み出す手助けになることを願っています。詳細>>
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TOMODACHIサントリー奨学生の紹介
2016年TOMODACHIサントリー奨学生
米崎充氏はニューイングランド音楽院卒業のバイオリン奏者です。ボストン・フィルハーモニー・ユース管弦楽団での活動経験を持つ米崎氏は、
後藤安珠氏は米国出身のバイオリン奏者です。日本人の両親の間に生まれながら、
吉村玄氏は北海道函館市出身のドラム演奏者です。
秩父英里氏は宮城県仙台市出身のピアニストで、
2015年TOMODACHIサントリー奨学生
山口雄大氏は、北海道札幌出身のトランペット奏者です。ボストンでの、バークレー音楽学校サマーコース(5週間)に参加しました。彼の尊敬するトランペット奏者であるタイガー大越氏の個人レッスンを受講したこともあります。11年間トランペットを演奏する中で、10年の間ビックバンドで演奏したり、北海道グルーブキャンプへ参加しました。彼は、国立大学法人 北見工業大学で工学を専攻していました。今後、トランペットのパフォーマンスと理論に集中するためバークレー音楽学校へ転入します。もっと詳しく>>
壱岐薫平氏は、バークレー音楽大学提携校甲陽音楽学院に通うクラリネット奏者です。彼は歴史のあるスウィング・ジャズが好きですが、同時に自分自身で音楽も作ります。バークレー音楽学校に何をもたらすかという質問に壱岐氏は、「日本のサムライ文化です」と答えました。現地では、アメリカ人の音楽家と協働し、日米の音楽の融合を作り出すことを目指します。もっと詳しく>>
石川実旺氏は、現在慶應義塾大学で経済学を専攻しているバレリーナです。今後ジュリアード学院に転入します。ジュリアード学院は、伝統的かつ新しいアプローチを通して、バレーをはじめとした様々な芸術が共存し、刺激し合う環境であると、彼女は語ります。バレーは芸術の中でも最も力強いものの一つであると考えます。そしてバレーには、特定の人間による言葉に頼ることなく社会問題を表現できると信じており、将来彼女自身がバレーと社会の架け橋になりたいと考えています。もっと詳しく>>
2014年TOMODACHIサントリー奨学生
熊谷 駿氏氏は、1991年12月に宮城県仙台市で生まれ、10歳の時に小学校のブラスバンドに所属し、チューバを始めたのが音楽を始めたきっかけでした。サックスは、昔から音楽好きであった息子を見兼ねて、駿氏の父親が中古楽器屋にて突然サックスを買ってきたことがサックスを始めるきっかけでした。その時、元YAMAHA大人の音楽レッスン講師、佐藤修(Osamu Sato)氏に師事し奏法等の基礎を教わりました。もっと詳しく>>
齋藤 武尊氏は福島県の福島高校出身です。幼少期からピアノを習い始め、高校でジャズクラブへ入部したことをきっかけにジャズピアノへ転向しました。高校在学中よりBerkleeの卒業生であり現在洗足学園音楽大学で教授を務めている素晴らしいピアニスト、Yuki Arimasa氏に師事し、地元福島や仙台を中心にプロとして活動するようになり様々な経験を積みました。もっと詳しく>>
田島奈央子氏は6歳にしてヴァイオリン・リサイタルデビューを果たしました。7歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番及びヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏しました。2005年にジュリアード音楽院プレ・カレッジに入学し、アン・セッツァー氏から指導を受けました。同プレ・カレッジのオーケストラでは首席奏者としても活躍しました。2008年、ローマ法王ベネディクト16世が訪米した際、同法王のため国連本部にてヴァイオリン演奏を披露しています。もっと詳しく>>