TOMODACHI津波救援活動プロジェクト
2013年9月26から3日間、日本で勉強しているオハイオ大学のアメリカ人6名、日本の大学4校(中部大学、武蔵大学、東洋学園大学、岩手県立大学)の生徒、およびオハイオ大学の卒業生4名は、岩手県で3.11東日本大震災による被害を受けた地域の復興支援のために、ボランティア活動を行いました。彼らは、大槌町菜の花プロジェクトと陸前高田市の「水ぼら」プロジェクトに参加しました。
大槌町菜の花プロジェクトは、津波で大きな被害を受けた大槌川の河川敷に菜の花を咲かせよう、というものです。菜の花は土から溜まった塩分を取り除く効果があるだけでなく、バイオエナジーとしても使えます。このプログラムを総括している元トラック運転手の金山文三は二つの「夢」があると言います。一つは、現在塩分がたまり使い物にならない水田を再度使用できるようにすることで、もう一つは菜の花のバイオエナジーで走る大槌の登校用バスを運転すること、だと言います。
「水ボラ」プロジェークトでは、アメリカ人と日本人の参加者は、大船渡高等学校の生徒10名と世界各国の大学生と院生とともに陸前高田の広田半島の沖に住んでいる被災者に800箱にもおよぶ水を届けました。震災から二年半も経った今、水を届け続ける理由は、震災が起きた日から月に一度水を届け続けたIPUとの信頼関係にあります。
このプログラムを通して、オハイオ大学の生徒はまたとない国際的なボランティア活動を体験することができました。彼らは、東北の今の状況を理解することができただけでなく、東日本大震災の復興のために地元住民が考え出した創造的な過程をみることができました。今回、オハイオ大学の学生は震災直後から3年続いている復興支援プログラムに参加することができました。
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プログラム支援
このプログラムは、トヨタ自動車、三菱商事、