TOMODACHI in San Diego 2013
日本航空株式会社と京セラ株式会社の支援に基づいて、サンディエゴティファナ日本協会が実施した「TOMODACHI in San Diego 2013」プログラムが3月24日から31日まで開催されました。このプログラムには、宮城県気仙沼市の高校生6名と小学生1名が参加し、彼らは東日本大震災後「トモダチ作戦」として人道的支援を行った海兵隊や海軍の兵士に感謝の気持ちを直接伝えることができました。
3月26日には、海兵隊リクルート倉庫でお礼の会が開かれ、気仙沼市の学生と「トモダチ作戦」で活躍された海兵隊5名、海軍の兵士5名、そしてサンディエゴとロサンゼルスから複数の官僚が参加されました。
プログラム期間中は京セラ工場、スクリプスランチ高校、サンディエゴ大学などを訪問し、その他に複数のサンディエゴの観光地も巡りました。日頃は団体で行動し、夜はそれぞれのホストファミリーと過ごしました。
生徒達やホストファミリーの人に強い印象を残したのは、2011年3月11日の経験談や彼らの思いについて話し合った時のことでした。少々緊張しながらも、生徒達はあの日の悲劇をお世話になっていたホストファミリーに伝えたかったのです。従って、このプログラムは彼らに海兵隊や海軍の兵士達に直接お礼をする機会を提供しただけではなく、改めて自分達の震災に対する気持ちや思い出を見つめ直すきっかけにもなりました。
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TOMODACHI世代の声
「アメリカのフレンドリーさを学んだ。拙い英語でも文句も言わず、聞いてくれたことが嬉しかった。英語に関しては、ホームステイ先や高校生との会話で使った。震災の様子を伝えるときなどは、日本語で話し、通訳してもらった。また、高校の先生とお話したときは、泣きながら話し、真剣に聞いてくれていた。」
‐ プログラムに参加した菊池亜紀さんがアメリカについて学んだこと