TOMODACHIイニシアチブより―15年の振り返りとこれから

2026年3月11日、東日本大震災の発生から15年目を迎えました。改めて、この震災により尊い命を奪われたすべての方々に、心より哀悼の意を表します。
また、直接的な被害に遭われた方々はもちろんのこと、生活や心に大きな影響を受け、今もなおそれぞれの立場で震災と向き合い続けておられるすべての方々に、心よりお見舞いを申し上げます。あわせて、復興に尽力されてきた方々、地域と人々の暮らしを支えてこられた方々に、深い敬意と感謝の意を表します。
復興は着実に進んでいる一方で、震災の影響は現在も続いています。当時から現在に至るまで、人それぞれに異なる思いや受け止め方があることを心に留めながら、TOMODACHIイニシアチブは震災の記憶や教訓と真摯に向き合い続けてまいります。
TOMODACHIイニシアチブは、東日本大震災時の米軍と自衛隊の救援活動「トモダチ作戦」を背景に生まれました。東北の復興支援として開始され、震災の経験と教訓を原点として、現在は日本全国および全米の次世代リーダー育成に取り組んでいます。
東日本大震災の経験と教訓を胸に、近年ではハワイ・マウイ島や南カリフォルニアで火災被害を受けた高校生を対象としたプログラムを東北にて実施しました。災害の経験から学びをつなぎ、支え合う取り組みを国境を越えて広げています。またかつて参加者であったTOMODACHIアラムナイ(卒業生)がプログラムの運営側として関わり、コミュニティの担い手として次の世代を支える循環も生まれています。
日系アメリカ人によって設立された米日カウンシルは、人と人とのつながりを通じて日米関係の強化に取り組む団体です。在日米国大使館と米日カウンシルによる官民パートナーシップであるTOMODACHIイニシアチブは、日本国政府の支援のもと、このビジョンを体現する取り組みとして、次世代リーダーの育成に取り組んでまいりました。
今後もTOMODACHIイニシアチブは、社会の前向きな変化の一端を担う存在として、リーダーシップ育成プログラムの実施を通し、各地域の復興と発展、そして日米両国の未来を支える若いリーダーの育成に力を尽くすとともに、両国の信頼と友好関係の構築を目指し、ひたむきに歩みを続けてまいります。
公益財団法人 米日カウンシルージャパン
TOMODACHIイニシアチブ

