TOMODACHI SMBC シャカカチリーダーシッププログラム、対面とオンラインのワークショップ始動

2025年10月から12月にかけて「TOMODACHI SMBC シャカカチリーダーシッププログラム」の社会的価値創造研修とリーダーシップ研修が開催されました。本プログラムは、社会課題の解決に意欲を持ち、アクションを起こしたいと考える大学生を対象に、グローバルマインドセットをもって社会にポジティブな変化をもたらす次世代リーダーの育成を目的とし、プログラム期間を通じてSMBCグループの社員がナビゲーターとして学生を支援します。10月から約半年間をかけて、対面での社会的価値創造研修、オンラインでのリーダーシップ研修、複数回のナビゲーターとの個別面談、米国研修、最終報告会を実施する予定です。
2025年10月6日には初回の社会的価値創造研修が都内にて開催され、日本全国から参加者が集まりました。プログラム内容についてのオリエンテーションを受け、本プログラムを支援するSMBCグループの事業内容について学んだほか、SMBCグループ4名との座談会を行い、社会的価値創造に向けた具体的な取り組み事例に触れるとともに、学生自身のキャリアに関する様々なヒントを得ました。
10月から12月にかけては、オンラインでリーダーシップ研修を実施しました。自身と他の参加者、そしてナビゲーターそれぞれが持つリーダーシップの特性を学び、チームとしていかにそれぞれの強みを生かせるかを考えました。また、リーダーシップ研修後にはグループごとにフォローアップミーティングを実施し、知る・学ぶだけでなく、実際のチームでの対話において実践しています。
12月8日に対面で開催された社会的価値創造研修では、参加者それぞれが構想するプロジェクトに役立つ手法として、ロジックモデルを学び、身近な事例をロジックモデルに落とし込んでアクティビティからインパクトに至る論理的な因果関係などを考えました。また、TOMODACHIアラムナイをゲストスピーカーに迎え、プログラム参加からこれまでの歩みや現在の取り組みに関しての講演を聞き、質疑応答を行いました。
参加者の一人である白石大起氏は、研修を振り返り次のようにコメントしています。「ロジックモデル構築ワークショップを通じ、『インパクト』という最終ゴールから逆算して、具体的な「アクティビティ」に落とし込むプロセスの難易度の高さを痛感しました。特に、理想と施策の間を論理的な因果関係で繋ぐことに想定以上の思考力が必要であると学びました。ですが早速その第一歩として、(自身のプロジェクトの)ロジックモデルの『たたき台』を作成しました。今後はこの原案をもとに、チームメンバーや関係者からのフィードバックを取り入れながらブラッシュアップを重ね、実効性の高い強固なモデルへと仕上げていきたいです。」
プログラムは後半戦にさしかかり、参加者は各研修を通して、リーダーシップについての理解や自身のプロジェクトの構想を深めつつ、2月から3月にかけて実施される米国研修に臨みます。

