NEXT GENERATION SUMMIT 2024が開催!
2024年9月29日に東京アメリカンクラブで開催された「TOMODACHI 次世代サミット2024」では、大学生や若手プロフェッショナル、業界のリーダーが一堂に会し、日米関係の未来を形作る多様な声に焦点を当てました。イベントは、行動を促し、意義深いつながりを生むことを目的とした3つの主要コンテンツを中心に開催されました。
「TSUNAGARI Hub」では、キャリアフェア形式の展示会が行われ、参加者は業界リーダーや影響力のある組織と交流し、留学の機会を探ることができました。プルデンシャル・ファイナンシャル、ボーイング・ジャパン、チェリオコーポレーション、ダウ・ケミカル日本株式会社、在日米国大使館 EducationUSA、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」、米日カウンシル日本支部、米日カウンシル留学プログラム、TOMODACHI地域フレームワークの9つのブースが設けられ、参加者は自分の情熱やスキルに合った機会を発見し、キャリアを広げるための貴重なネットワーキングの場となりました。
「TOMODACHI Voice」では、コミュニティ・アクションに関する革新的なアイデアを発表するピッチコンテストが開催され、新進気鋭のリーダーたちにその才能を披露する場が提供されました。参加者は社会的課題に対する創造的な解決策を提案し、米日カウンシル年次総会でそのアイデアをさらに大きな舞台で発表する機会を競いました。このコンテストでは、若者が主導する取り組みがいかに社会にポジティブな変化をもたらすかを強調しました。TOMO Voiceスピーカーであり、Odyssey Nature Japanの創設者である成澤みく氏は、自身の経験と考えを共有し、次のように述べました。「… 健全な自然と持続可能な環境がなければ、イノベーションは起こらず、国の安全や食料を守ることはできません。次の世代を待たずに、今こそ行動を起こす時です。」優秀賞に選ばれた林田光来さん、阿部晶太郎さん、五十嵐光さん、おめでとうございます!
「Visionary Voices」では、2つのパネルディスカッションが行われ、「働き方改革」や「グローバル人材」の活用に焦点が当てられました。第1部の「企業パネル」では、さまざまな業界の経験豊富なリーダーが集まり、企業環境における継続的改善の経験、課題、成功事例について語り合いました。第2部の「次世代パネル」では、若手の考えを共有し、日本の職場の進化について議論しました。参加者は、日本の職場がいかにしてイノベーションとグローバル人材の統合を通じて変革されつつあるかについての洞察を得ることができ、グローバルな影響を与えたいと願う参加者にとって貴重な学びの場となりました。次世代パネルのパネリストをつとめた朴善優氏は、次のようなインスピレーション溢れるメッセージを共有しました。「私たちは、自分の道のりが完璧でなければならないと考えがちですが、そうである必要はないと思います。まずは始めることが大切です。… 誰にでもチャンスはあり、TOMODACHI、つまりお互いをサポートする仲間がいます。」
このサミットは、TOMODACHIプログラムに参加したことの有無に関わらず、すべての大学生や若手プロフェッショナルを対象として開催され、次世代が日米関係を形作る上でいかに重要な役割を果たすかを強調しました。各分野のリーダーによるインスピレーショナルな講演は、若者の関与が強固な国際関係を育む可能性を示し、参加者はコミュニティのエンパワーメントや国際関係において、若者がリーダーシップを発揮することで何が可能になるかという明確なビジョンを持ち帰ることができました。
今回のサミットでは、米国大使館のケミー・モナハン首席公使や、外務省北米局の太田学氏など、著名でハイレベルなゲストを迎え、、彼らの知見を共有していただきました。モナハン首席公使は、挨拶の中で、日米関係を強化する上での若者の重要な役割について強調し、「人と人とのつながりが日米関係の基盤であり、そのつながりを築く上で次世代ほど重要なものはありません」と述べました。
サミットの参加者でTOMODACHI-Dow Women’s STEM Leadership and Research Programのアラムナイである吉田楓氏は、「今回のサミットは、TOMODACHI-Dow Women’s STEM Leadership and Research Programの友人たちと再会する絶好の機会でした。また、次世代の一員として、自分と同年代の人々が情熱を持って社会を変えようと行動している姿に、深く感銘を受けました。私は将来は生物学の研究者を目指しているので、より良い未来のために『自分に何ができるのか』を考える良い機会になりました。」と述べました。
今年のサミットは、参加者が自分の未来を切り拓く力を実感するとともに、グローバルな協力とコミュニティ・アクションに関する継続的な議論の基盤を築きました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!