TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program、米国研修と帰国後報告会を実施
2024年7月29日から8月6日にかけて、TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Programの米国研修がカリフォルニア州にて開催され、日本全国から選抜された高校生16名が参加しました。
米国研修では、トヨタ・リサーチ・インスティテュートやJapan Innovation Campusなどシリコンバレー、サンフランシスコベイエリア周辺地域の企業団体訪問を通して、米国でのサステナビリティやDEI(Diversity, Equity and Inclustion)に関する取り組み、アントレプレナーシップ(起業家精神)を学び、自身のプロジェクトに活かすヒントを得ました。また、自動運転のWaymoの乗車も経験し、ベイエリアらしい最先端の技術に触れる機会もありました。そして、アメリカの高校生や若者との交流やスタンフォード大学の訪問など、アメリカの文化体験や英語でのコミュニケーションにも挑戦しました。
米国研修中、参加者は米日カウンシルメンバーと交流する機会も多くありました。City of Mountain ViewではEllen Kamei氏(ALC’23, ELP’15)とMargaret Abe-Koga氏、サンノゼ日系アメリカ人博物館ではMichael M. Sera氏が参加者をホストし、それぞれのUSJCメンバーが、自身の活動について話をするだけでなく、日本の参加者たちへエールを送りました。
研修中盤には、本プログラムを支援する三菱UFJフィナンシャル・グループのサンフランシスコ支店や同社関連施設を訪問し、同社の業務内容や社会貢献活動について理解を深めました。多くの社員の方との対話を通して、外国で働いている日本人としての経験やキャリアまで幅広いお話を伺いました。質疑応答では参加者からの質問が止まらず、参加者の興味が高かったことが伺えました。
帰国後の8月27日、参加者たちは三菱UFJフィナンシャル・グループ本社を訪問し、各グループのプロジェクト内容と、プログラム参加を通しての個人の体験談を発表しました。プログラムを振り返り、参加者の一人は次のように述べました。「米国研修ではMUFGのサンフランシスコのオフィスを訪問して、これからの人生の糧となるお話を伺うことができました。社会貢献の重要性が分かり、将来は平等に教育を受けられるシステムの開発を通じて、幸福を追求していきたいと思います。」発表後には同社社員の皆さまより講評があった他、同社 経営企画部部長 チーフ・コーポレートブランディング・オフィサー 飾森亜樹子氏より、「一人一人が未来に向けてアクションを起こすことが良い社会を作ることにつながります。これからの皆さんに期待しています」と激励の言葉が送られました。