「2023年米日カウンシル・アニュアル・カンファレンス」ワシントンDCで開催:TOMODACHIの声がUSJCビジョンに加わり、未来のリーダーに力を
2019年11月8日から10日、「人と人とのつながりを通して日米関係を強化する」極めて重要なイベント「2023年米日カウンシル・アニュアル・カンファレンス」がワシントンDCにて開催され、500名を超える参加者をお迎えしました。様々な参加プログラムや地域、経歴、そして関心分野を代表するTOMODACHIアラムナイ30名が集結しました。
11月8日には、TOMODACHIワークショップ「Next Generation Launchpad」が開催され、ネットワーキング、メンターシップ、異文化コラボレーションに焦点が当てられました。翌日9日には、5名のTOMODACHIアラムナイが本会議の最終講演に登壇し、「メンターシップと世代を超えたコラボレーション」をテーマに、自身のTOMODACHIでの経験や今もなお影響を受け続けている事象について共有しました。
TOMODACHIアラムナイと現役のプログラム参加者ら30名が参加したTOMODACHIワークショップ「Next Generation Launchpad」では、プロフェッショナルとしての成長と発展の2本柱であるメンターシップとネットワーキングに焦点を当てた3部構成となりました。第1部では、ネットワーキングについて、年次総会に参加する他の参加者と交流を深めるための秘訣を共有しました。第2部は、米日カウンシルージャパンの前理事長であるローヤン・ドイ氏をゲストに迎え「メンターシップについて」登壇いただきました。最後の第3部では「あなたを眠れなくするものは何か(心配の種は何?)」という質問に対し、グループに分かれて解決策を話し合いました。参加者たちは、効果的なネットワーキングの複雑さを学び、また、メンターシップにもさまざまな形式やタイプがあること、そして経験を通して有意義なつながりを切磋琢磨しながら築き上げていくことの重要性を学ぶ場となりました。
本会議・最終講演パネルディスカッション「 世代を超えた洞察」では、ローラ・シーハン氏の司会のもと、執り行われました。年次総会全体を締めくくるこのパネルディスカッションでは、次世代、特にメンターシップが果たす役割に焦点を当て、USJCとTOMODACHIアラムナイである千葉悠希奈氏、飯塚梨緒南氏、塚本誉子氏、山本泰輝氏によって、多様な意見が交わされました。パネリストたちは、異なるメンターシップの枠組みの中で、変容を遂げた経験を共有しました。このセッションでは、メンターシップがいかに世代間のギャップや文化の違いを埋め、イノベーションと先進的なリーダーシップを育むかが効果的に紹介されました。
本会議、最終講演の登壇者・佐藤陽羽氏のスピーチは、TOMODACHI J&J災害看護研修プログラムが人生を変えるほどのインパクトを与えたことを証明するものでした。佐藤氏は、交通事故に遭遇した際、訓練の成果を発揮し、セルフケアと緊急時の対応についてプログラムでの教えを体現しました。彼女の体験談は、看護における実践的スキルと感情知性が重要であること、またTOMODACHIで得たつながりや経験が、職業人としての歩みと人間的成長をいかに豊かにしたかを明確にしました。
「2023年米日カウンシル・アニュアル・カンファレンス」でのTOMODACHIの登壇者たちは、リーダーシップ、メンターシップ、異文化コラボレーションの実際の応用例を紹介しました。登壇者とパネリストが語った自身の成長、挑戦、勝利の体験談は、TOMODACHIイニシアチブが日米関係の強化を唱え、各人が地域社会を変革していくための担い手へと成長していくことに多大なる影響を与えていることを意味しています。
Next Generation Launchpadと本会議、最終講演登壇者は、2014年からプルデンシャル社の多大なるご支援をいただいているTOMODACHI Alumni Leadership Programの一環としてサポートを受けています。