災害医療分野におけるリーダーを育成 TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム第8期生の募集を開始
公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン(本部:東京都千代田区、代表理事:スザンヌ・バサラ)が運営するTOMODACHIイニシアチブはジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループとのパートナーシップにより企画・実施するTOMODACHI J&J災害看護研修プログラム第8期の看護学生10名の募集を開始いたしました。学生の参加者募集に併せて、医療従事者として学生の学びのサポートを務めるメンター2名も募集しております。
TOMODACHI J&J災害看護研修プログラムは、6ヶ月間の災害医療分野におけるリーダーの育成プログラムとして、災害時に患者を看護する方法だけでなく、災害に関わるすべての人たちの感情的・心理的ダメージをケアする方法も含め、対応者である自分自身の在り方を身につけます。
2015年にプログラムが開始してから2022年まで、計60名の看護学生に学びの機会を提供してきました。近年、毎年のように全国各地で自然災害が発生し、多くの方が被災されることもあります。従って、災害が発生した際、被災者のケアを迅速に行える人材の育成が今後も重要であると考えます。
新型コロナウイルスの感染拡大による行動制限のため、2020年度はプログラム中止、2021年および2022年は米国研修がオンラインでの実施になりましたが、2023年度は学生が米国に渡航し研修を実施する予定です。
プログラムは、オリエンテーション及び事前研修、米国研修、事後研修および最終報告会の3部構成で、以下のスケジュールを予定しております。
- オリエンテーション・事前研修(2023年5月28日・6月10日~11日・7月15日~16日):宮城県およびオンライン
- 米国研修(2023年8月5日~18日):米国(ニューヨーク、ニュージャージー、ワシントンDC)における災害医療や看護を専門とする施設や団体を訪問し交流・意見交換を行う
- 事後研修(2023年9月23日~24日):兵庫県/ 最終報告会(2023年12月10日):オンライン
応募については、メンターが4月13日、看護学生が4月26日必着となっており、書類選考の後、合格者への通知を予定しております。
詳しい募集要項についてはこちらをご覧ください。
TOMODACHIイニシアチブについて:
東日本大震災後の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで、日本国政府の支援も受けています。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループについて:
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(メディカル カンパニー、ビジョンケア カンパニー)、ジョンソン・エンド・ジョンソン コンシューマーヘルス、ヤンセンファーマ株式会社、エイエムオー・ジャパン株式会社で構成。TOMODACHIの活動に賛同し、2015年より本プログラムを支援しています。ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループウェブサイト https://www.jnj.co.jp/