TOMODACHIイニシアチブ ― 11年の振り返りとこれから
東日本大震災から11年の歳月を振り返り、この未曽有の災害によって失われたかけがえのない多くの命に、改めて哀悼の誠を捧げます。以来、多くの人々の献身的な努力によって被災地は力強く立ち上がり、東北各地に新たな暮らしが生まれていることに、心からの敬意を表します。
震災時の米軍と自衛隊の救援活動「トモダチ作戦」の協力と友情の精神を引き継ぎ誕生した「TOMODACHIイニシアチブ」は、東北の復興支援にはじまり、現在は日本全国および全米の次世代リーダー育成へとその活動の輪を広げています。
震災当時、小学生だった世代が、現在のTOMODACHIイニシアチブに参加し、地域社会の課題解決や産業振興を牽引するリーダーに成長している姿に、この取り組みの意義深さを再認識いたします。今週、東北を訪問したラーム・エマニュエル駐日米国大使と夫人を、TOMODACHIアラムナイが出迎え、TOMODACHIを通じて得た学びや経験を共有しました。TOMODACHIイニシアチブを様々な形でご支援くださる皆様に、心から御礼を申し上げます。
忘れてはならない東日本大震災の記憶を、震災を知らない次世代へしっかりと継承していくためにも、TOMODACHIイニシアチブは、これからの東北の発展、さらに日米の発展を担う未来のリーダーとなる若者たちとともに歩み続けてまいります。
これからも東北の皆さまとともに
TOMODACHIイニシアチブ スタッフ一同