ダウ・ケミカル日本、TOMODACHIイニシアチブへ8年目となる支援継続
2021年8月11日
公益財団法人 米日カウンシルージャパン
ダウ日本
ダウ・ケミカル日本、TOMODACHIイニシアチブへ8年目となる支援継続
(写真)米国テキサス州のダウ・イノベーション・センターを訪問する大学生
ダウ・ケミカル日本株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:桜井恵理子)は、公益財団法人 米日カウンシルージャパン(所在地:東京都千代田区、代表理事:スザンヌ・バサラ)と在日米国大使館が主導する官民パートナーシップである「TOMODACHIイニシアチブ」とのパートナー提携の継続を発表しました。「TOMODACHIイニシアチブ」は、東日本大震災後の日本の復興支援として発足され、教育、文化交流、リーダーシップなどのプログラムを通じて、日米の次世代リーダーの育成を目指すもので、ダウ日本の支援は2014年から8年目となります。
世界中でダウは、「未来のイノベーター創出」をコミュニティー支援の柱の一つに据え、科学・技術・エンジニアリング・数学(STEM:Science、Technology、Engineering、Mathematics)分野における教育支援に取り組んでいます。科学や技術の分野において次世代を担う日米のリーダー同士の交流が、さらなるイノベーションを生み出すという共通理念の下、ダウ日本は、2014年より「TOMODACHIイニシアチブ」との活動を通じて、主に理系分野における女性のリーダーシップ向上に貢献してきました。
2017年からは、「TOMODACHI-STEM @ Rice University Program」の主たるサポーターとして、毎年10名の理系女子大学生が5週間の米国での研修インターンシップに参加するプログラムを支援し、これまでに41名の大学生が参加してきました。現地では、大学生たちが米国テキサス州ヒューストンに所在するダウ・イノベーション・センターを訪問し、ダウの女性やアジア人の活躍を支援するERG (エンプロイー・リソース・グループー社内のダイバーシティーネットワーク)を中心とする、科学者との交流の機会が提供されています。
コロナ禍により2020年度は延期されましたが、このたび2021年度のプログラムの募集が開始されました。ダウ日本は、「TOMODACHIイニシアチブ」が主催する「TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program」という新プログラムへの支援を通じて、理工系を専攻する日本人女性の大学生に、米国人学生との文化交流や共同研究の機会を提供し続けます。
また、「TOMODACHIイニシアチブ」が主催する「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島」や「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリング・オンライン・プログラム in 東北 supported by TOMODACHIコンビニ基金」には、ダウ日本の女性社員が未来のロールモデルとして登壇しています。
ダウ日本の代表取締役社長である桜井恵理子は、「次世代を育成するというビジョンを共有する『TOMODACHIイニシアチブ』と、長期的なパートナーシップを継続することができ、光栄に思います。未来の課題解決を担うSTEM人材の育成は日米共通の課題でもあり、今後もダウは次世代の育成、特にSTEM分野における女性のさらなる活躍のために投資していきます」と述べています。
また、公益財団法人 米日カウンシルージャパンの代表理事 スザンヌ・バサラは次のように述べています。「TOMODACHIイニシアチブのビジョンにご賛同いただき、多大なるご支援をご継続くださるダウに心より感謝申し上げます。ダウとのパートナーシップにより、STEM分野における女性の次世代リーダーの育成に寄与できることを大変光栄に思っております。本プログラムを通して磨き築き上げるスキルやネットワークは、参加者が日本はもとより世界をけん引する優れたリーダーへと成長する過程で必ず役立つと確信しています。」
TOMODACHIイニシアチブについて
TOMODACHIイニシアチブとは、東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで、日本国政府の支援も受けています。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。
TOMODACHIイニシアチブウェブサイト: http://usjapantomodachi.org/ja/
ダウ日本について
ダウの日本法人は1974年に設立されました。ダウ・東レと合わせ、約850名の従業員が、3カ所の製造拠点(小松、千葉、福井)を含む5カ所の主要拠点において、コンシューマー・ケア、インフラ、モビリティそして包装業界におけるお客さまをサポートしています。ダウはアジア太平洋地域において9カ国19カ所の製造拠点で操業し、当地域における2020年度の純売上高は82億ドルです。
ダウについて
ダウ(NYSE:DOW)は、業界で最も幅広い技術分野と設備統合、焦点が明確なイノベーションとグローバルなスケールを基に利益ある成長を実現します。素材科学の専門知識とパートナーとのコラボレーションを通じて、世界のためにサステナブルな未来を築くというパーパス(存在意義)の下、最もイノベーティブ、顧客本位、インクルーシブそしてサステナブルな素材科学会社です。ダウが擁する機能性素材、工業中間体およびプラスチック事業のポートフォリオは、包装やインフラ、モビリティ、コンシューマー・ケアなど成長著しい市場における顧客企業に向けて、差別化された技術に基づく幅広い製品やソリューションを提供します。世界31カ国で106カ所の製造拠点を操業し、従業員数は約3万5700人です。2020年度における純売上高は約390億ドルです。「ダウ」または「当社」は、ダウ社(Dow Inc)またはその関連会社を示しています。詳細な情報はウェブサイトwww.dow.com またはツイッターアカウント@DowNewsroom をフォローください。
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お問い合わせ先
公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン TOMODACHIイニシアチブ
(メール: tomodachi@usjapancouncil.org)
ダウ日本広報室 沢登(電話: 03 5460 6276 メール: rsawanobori@dow.com)