高校生・大学生を対象に起業家精神を学ぶセミナーを開催
2020年10月から12月に、19回の「第10回TOMODACHI – Keio SFC Entrepreneurship Seminar」のプレセミナーが開催され、計599名の高校生と大学生が参加しました。
本プログラムは、ボーイング社の多大な支援を受けて、東日本大震災以降、日本の復興・再生・発展を担う次世代のリーダーを、アントレプレナーシップ(起業家精神)の観点から育成することを目的に設立されました。全国の高校生、大学生を対象とする教育プログラムで、2020年には17の教育機関や団体を対象にプレセミナーを実施しました。
11月19日に開催された静岡県の第一学院高等学校浜松キャンパス向けのプレセミナーには、同校に通う16名の高校生が参加しました。既に学校の授業で仮想起業に取り組んでいる生徒たちは、講義を通して、アイディアを計画に移すための方法や適切な収益モデルの構築、そしてビジネスプランを発表するためのプレゼンテーションの仕方について学びました。参加した生徒からは、「自分たちのアイディアに活かせる知識がたくさん学べて参考になった。(自分の作成した)プランを実現したい」との声があがりました。
また12月15日のプレセミナーは、神戸大学で経営を学ぶ17名の学生を対象に行われました。学生によるビジネスプランの発表の後、講師よりそれぞれのプランをより良くするためのアドバイスがありました。セミナー後半では、社会の様々な場面で必要になる事業計画について講演が行われ、参加者は、企業が提供する価値を主軸に事業計画のポイントを学びました。