「今ここを大切に生きることが大事」TOMODACHIアラムナイ地域リーダーが重要なスキルと人生の教訓について学ぶ
2020年6月27日、28日に「June Training」と称する2日間のオンラインワークショップにTOMODACHIアラムナイの8名の地域リーダー及び8名のメンターが集結しました。2020年6月の「ウェルカム・イベント」の振り返り、ゲストスピーカーからの新しい学びについて、そして2020年秋に開催予定の「テーマ・イベント」の計画に焦点をあてました。
日本の6つの地域、8つのチームで活動する地域リーダー(高校生、大学生などのアラムナイ)とメンター(若手社会人であるアラムナイ)がそれぞれの地域で活動し、任務を遂行するリーダーシッププログラム「TOMODACHI アラムナイRISE リーダシップ・プログラム」のメンバーたちが研修に参加しました。
ワークショップは、グループごとに分かれ「ウェルカム・イベント」の振り返りから始まり、イベントでの経験やその内容、さらにそこからの学びについて共有しました。続いて、2名のゲストスピーカーより各業界におけるリーダーとしての経験についてお話をいただきました。
日本のセクターにおいて社会起業家の草分け的な存在である、NPO法人ETIC.代表理事の宮城治男氏は、大学生の時にETIC.社を創立した経緯について、他者のこだわりを理解するリーダーとしてどのようなリーダーシップの流儀を持っているのかなどのテーマについて語りました。
また、NPO法人いまここファーム代表江守敦史氏は、生産者と消費者をつなげること、農業と水産業を支援するため製造業を活性化させることなど多様なイニシアチブについて述べました。
ビジョニング・セッション(将来のイメージを描くセッション)では、リーダーとメンターは、パステルを使い、それぞれがイメージする「テーマ・イベント」を絵や言葉で表現し、アート作品にして紹介しました。これらの作品を通して、「テーマ・イベント」に注ぐ情熱やその動機と原動力、さらにTOMODACHIコミュニティーやその枠を超えた地域の問題について共有することができました。
2020年関東地域チームB、地域リーダーの小笠原滉子氏は、「私自身や世界を変えるためには、小さな一歩から始めること、そして自分がやりたいことを楽しむことが大切です。ゲストスピーカーの一人がお話しされた『今ここでいきる』という言葉に心打たれました」と述べました。
地域リーダーとメンターは、イベントを成功させるための知識や技術を得るだけではなく、参加者同士で深い関係性を構築し、お互いを助け合うネットワークを創り上げることができました。
本イベントは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ・プログラムのTOMODACHIアラムナイ地域フレームワークの一環として実施されました。