プログラム参加者・TOMODACHIアラムナイに聞いてみました!:渡戸駿介氏
2018年TOMODACHI米日ユース交流プログラムに参加、さらに2019年、2020年とTOMODACHIアラムナイ関東の地域リーダーとしてTOMODACHIの活動に参加している渡戸氏へのインタビューをお届けします。渡戸氏は、TOMODACHIプログラムの一環で、南三陸町のバイオガス施設を訪れた際、食品廃棄物をエネルギーに変えるシステムを目にしてから、「フードロス」への興味関心が高まり、2019年にはフードロスをテーマとしたTOMODACHIアラムナイのイベントを主催しました。
Q1:現在はなにをしていますか?
2020年4月に大学へ入学しましたが、コロナの影響によりオンライン授業で授業に参加している状況です。そのため部活やサークルなどもまだ決まっていないですし、おそらく入学式も9月入学に合わせて行われる予定だそうです。
Q2:TOMODACHIプログラムの中で一番忘れられないことは何ですか?
米国での研修中、アメリカでは何の不思議もない、通りすがりの人同志が気軽に挨拶を交わす日常のコミュニケーションを、現地で自分が実際に体験し、とても些細な事でしたが、衝撃を受けるとともに文化の違いを感じました。同時に今までの自分の視野の狭さを再認識し、固定概念が覆されました。これは、日本にいてはできない経験だと思います。
Q3:TOMODACHIプログラムに参加して学んだこととは?
多角的な視点、柔軟な発想力、組織をこえた新しい出会いや交流を持つことの大切さです。 さらにTOMODACHIアラムナイの地域リーダーを務める経験から、最大限に能力を発揮できるようにサポートしてくれる社会人の地域メンターとの関係の重要性です。「ホウレンソウ(報告/連絡/相談)は重要だからね」と教わりました。
Q4:プログラム参加前と今、どんな変化がありましたか?
プログラムの経験によって、思考における選択肢が広がったので、現在では可能な限り多くの選択肢を模索し、何が自分にとってベストな選択肢なのかを発見し、考えるようになりました。以前よりも高い判断力・広い視野を持てるようになりましたし、一層慎重になったと言えます。 そして、最終判断を自分がくださなきゃいけないときは、自分が後悔しないように最善の選択肢を選ぶこと、これだと思ったら潔く突き進むことが大事と考えるようになりました。
Q5:あなたにとってリーダーシップとは?
リーダーシップには様々な種類がありますが、私は他者から信頼され率先して適切な判断・行動を起こせる存在になることだと思います。お互い信頼し合えて強固な人間関係を築けること、組織内外との交流はもちろん他者からの意見を聞き、判断し、行動できることが必要だと思っています。
Q6:あなたの目標や夢、どんな将来を思い描いていますか?
将来は、法学・国際関係の仕事に就きたいと考えています。可能ならライフワークとして、フードロス問題に携わりたいです! 自分の人生においては、誰とその時間を共有したか、誰とそこにいたかということが重要なことで、時間を共有した人との関係性をこの先々もずっと大切にしてきたいと思っています。