3名の米国人大学生が、TOMODACHIインターンシップ・プログラムでの経験を報告会で共有
4月28日に2020年TOMODACHIインターンシップ・プログラムに参加した3名の米国人大学生がオンライン報告会にて、3か月に及ぶ日本でのインターンシップを通じての経験を共有しました。報告会には、在日米国大使館広報・文化交流部担当者も参加し、学生たちの声を直接聴く機会となりました。
ニコール・クロトサス氏は、ファッションPR&コンサルティングを行っているCPR Tokyoにて、製品の在庫管理、スタイリストのアシスト業務、ショールームの管理、さらにウェブサイト用の写真収集やニュースレター作成業務、日本のファッション業界に関する情報収集など幅広い分野の業務を行いました。文化の違いに戸惑うこともありましたが、近い将来、日本の大学でファッションを学びたいと力強く語りました。
ゾイ・アリヤマ氏はJapan Timesにて、デジタルコンテンツの執筆、編集やリサーチを担当しました。刻々と変化する新型コロナウィルスの報道に関わるなど、メディアならではのタイムリーな話題に関する仕事に従事しました。一人のスタッフとして仕事をすることに責任を感じました。
アナ・ビゲラス・ラロシェル氏は、在日英国商工会議所にて、多くのイベントのアシスト業務をこなす傍ら、ウェブサイトの編集やデジタル業務にも挑みました。英国料理のレストランを紹介するフードダイレクトリーの制作では、雑誌のように仕立て、自ら東京にあるベーカリ、レストラン、パブなどをリサーチし20店舗に及ぶ英国料理店を紹介することが出来ました。
新型コロナウィルスの影響のためリモート業務となる困難な状況ではありましたが、3名とも無事にインターンシップを終え、有意義な経験をしました。プログラムで得た経験を基に、今後それぞれがグローバルに活躍することが期待されます。
本プログラムは、アメリカの大学生に日本でのより多くのインターンシップの機会を提供する目的で2015年に設立され、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)とパートナーシップの下、米国大使館の助成を受け実施されています。