プログラム参加者・TOMODACHIアラムナイに聞いてみました!:菅野 采颯氏
2017年「TOMODACHIサマーソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」をはじめ様々なTOMODACHIプログラムへの参加、さらに2019年には東北・北海道地域のTOMODACHIアラムナイ地域リーダーを務めてきた菅野采颯氏にお話をお聞きしました。
Q1:現在何をされていますか?
現在は大学生となりました。しかしコロナの影響でしばらくの間は、オンライン授業で大学に出席している状況です。あと、英語の勉強もがんばっています。
Q2:TOMODACHIアラムナイとして参加してきた活動を教えてください。
TOMODACHIアラムナイ地域リーダーとして、2つのイベントを企画しました。 最初は、農家、地元政府、その関係者らの視点から見た食の安全の課題に焦点を当てたイベントを開催しました。2つ目は、株式会社カルビー協力のもと、福島のコミュニティのニーズや関心を特徴づける新しい商品のアイデアを考えるイベントを企画しました。 その他、「TOMODACHIふくしま香LINKプログラム」への参加では、香りや感情がどう密接につながっているかや、それがどのように福島のコミュニティを活性化できるかについて学びました。さらに、「TOMODACHI世代グローバル・リーダーシップ・アカデミー」への参加では、市民社会やグローバル・リーダーシップについて学ぶことができました。
Q3:TOMODACHIプログラムの中で一番困難だったがやりがいのあったことは?
チーム内でディスカッションをし、意見をまとめる時間があったのですが、様々な人がおり慣れることに苦労しました。最初の一週間は人との距離感を保つこと、特に強い発言をする人とのコミュニケーションが一番大変でしたが、人は色々な意見を持っていて、それを受け入れることが大切だと思いました。この困難な経験をしなければ学び得ることができないことでした。
Q4:いままで多くのTOMODACHIプログラムへ参加してきた動機は何ですか?
一番の理由は、アラムナイやプログラムに関わる方々と会えること、そしてそこからたくさんの学びがあることです。自分の周りには地域リーダーをやっている学生が多く彼らから、「TOMODACHI RISEリーダーシップ・プログラム」について話を聞くことができました。その時に、アラムナイとしてたくさんのプログラムに参加してきましたが、自分はいつも学ばせてもらってばかりで恩返しができてなかったことに気づきました。これまでの経験が生かせて、自分のやりたいことを形にできる機会だと思い、高校生活で経験してきたことの集大成として地域リーダーとなり、地域に還元することを決めました。
Q5:将来の目標について教えてください。
具体的にはまだ定まってませんが地域貢献やそういったプログラムのコーディネートに興味があります。自分で企画をして運営するなどという流れを経験したのでもっとやってみたいという思いがあります。商品企画もできたら嬉しいです。
Q6:リーダーシップとは?
未だに正解がわかりませんが、今感じていることは、周りの信頼を自然と得られ、やりたいことややるべきことを行い、社会が求めてることを作り上げられる人をさすと思っています。
Q7:あなたにとってTOMODACHIとは?
「可能性」です。行動を起こしたいと思ったときに必要な人とつながり、ロールモデルを見つけることができるのも、TOMODACHIが「可能性の塊」だからこそだと思います。
シンガポールで福島県産の食品輸入が再開するにあたり、菅野氏が 東北・北海道地域のTOMODACHIアラムナイ地域リーダーとしてRISEプログラムで取り組んできた「福島の食に関する活動」の様子がシンガポールのニュース番組に取り上げられました。
「自分が主役になって映るのは緊張しましたが、日本だけではなく世界の人に伝わり少しでも影響を与えられたらいいなと思っている」という、菅野氏の様子はこちらから! (中国語のみです)
Singapore TV 8 world:
https://www.8world.com/vodcasts/episode/full/intlspotlight-japan-fukushima-women-1124676