TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク「テーマ・イベント」:東北・北海道地域チームB、商品企画「あなたがもしカルビーの商品だったら?」を通して福島の食を知る
2020年1月13日、福島県福島市にて、東北・北海道地域チームBのテーマ・イベントがTOMODACHIアラムナイをはじめ、地域の若者や社会人を含む約50名の参加者が結集し、開催されました。 「あなたがもしカルビーの商品だったら?」をテーマとし、参加者に福島の食文化を楽しく学び、興味を持ってもらうことを目的としました。
地域メンターの吉村有香里氏と地域リーダーの菅野采颯氏主導のもと、東日本大震災から9年が経過した今でも根強く残る、福島の食へ対するネガティブなイメージを払拭したいという思いからこのイベントは開催されました。
ゲストには、カルビー株式会社マーケティング本部PR・宣伝担当部長 野堀和哉氏と TOMODACHIアラムナイ・リーダーシップ・プログラムへ多大なるご支援をいただいてるプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパンのシニアオフィサー ポートフォーリオ マネジメント ファンクション担当の平山善章氏を迎えました。
ファシリテーターの相内洋輔氏の進行のもと、「あなたがもしカルビーの商品だったら」というテーマに沿って進められ、参加者自身がカルビーの商品になりきり、商品目線から福島の食を見つめることで、今までは見えてこなかった福島の食に関する新たな魅力や独自性を見いだしました。
福島県喜多方市出身で「笑むすび合同会社」の山田みき氏よりおむすび200個を昼食としてご提供いただきました。山田氏は、「地球と人をおむすびで結ぶ」という熱い想いと共におむすびを作っており、福島の食材をふんだんに使ったおむすびを、さらに今回のテーマを元にカルビーのチップス入りの特別なおむすびも開発してくださいました。山田氏は、「福島の食材を五感を使って感じることで、福島の食に対する理解を深めて欲しい」と述べました。
午後は、プレゼンテーションの準備からはじまりました。参加者がなりきっているカルビーの商品と福島のどの食材との相性が抜群に良いか、さらに意外な組み合わせについてディスカッションが行われ、その議論をもとに商品企画を進めていきました。午前中のワークショップや、昼食時に福島の食材を実際に食べて感じたことも含めて、グループごとに新しい商品を作り上げました。
最終発表では、野堀氏と平山氏の審査により、「カルビー特別賞」と「プルデンシャル特別賞」を決定しました。本イベントを通して、福島の食をアピールできる斬新な商品がたくさん生まれました。
地域リーダーの菅野采楓氏は、「このプログラムを終えて大きな達成感を得ることができました。今後も自分にできることを考え続け、福島をはじめ社会全体に貢献していきたいです。」と述べました。また、本イベントの参加者で福島市出身の村中優介氏は、「四月から東京に行くため、東京で福島の食の良さを発信していきたいと思い、このプログラムに参加しました。福島の食の良さについて理解を深めることができ、自分の考えも深めることができ良かったです。」と述べました。
本イベントは、プルデンシャルの多大なるご支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ。プログラムの「TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク」の一環として実施されました。