TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2019 事後研修を仙台で開催
米国研修帰国からおよそ1ヶ月後、2019年9月21日と22日の2日にわたり、「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム」の事後研修が、仙台市にある東北大学 災害科学国際研究所にて実施されました。今回の研修では、アクティビティ企画の練り直しと最終報告会へ向けた準備の二点を焦点とし、ディスカッションやワークショップを行いました。
1日目にフォーカスしたのは、「アクティビティ企画」についてです。 「米国研修で得た経験や学びを自身のコミュニティに還元する」という指針のもと、参加学生らは帰国後すぐにアクティビティ企画の作業をを開始していました。今回の研修では、各企画の紹介と進捗状況の報告を兼ねて、プレゼンテーション形式でそれぞれの企画を全体に発表する機会を設けました。アクティビティの内容はもちろん規模や進捗状況も様々でしたが、自身の企画を改めて他者に説明することで、参加者は、不足部分や改善点、問題点などにも気付くことが出来ました。
今回は2016年参加者の澤田陽希氏を招き、アクティビティの企画から実施、帰国後の持続的な活動についてなど、詳しくお話をして頂きました。その後、メンターの先生方やアラムナイのアドバイスのもと、しっかりと実施できるようそれぞれに企画の練り直しを行い、モチベーションを高めました。
2日目は、12月に控える最終報告会に焦点をあてて、その準備に取り組みました。まずはこれまでを振り返り、プログラム参加当初に各自が立てた学習目標と行動目標に対しての評価を行いました。そこから、「このプログラムを通して自分が感じたことは何だったか」「一番伝えたいことは何なのか」について考え、最終報告会で発表するテーマについてグループごとにディスカッションを行いました。
2日目の後半は、最終報告会に行う「プログラム概要」について時間をフルに活用しました。「プログラム概要」は、プログラム全体の流れ、そして学生たちの学びや想いをまとめて、個人での発表ではなく、参加学生全員で作り上げるものとなります。最終報告会で代表して発表する学生を中心に、構成をはじめ、盛り込むコンテンツについて話し合いを行いました。
事後研修を終え、個人活動となるアクティビティの実施や報告会の準備も、それぞれが悔いのないよう精一杯取り組み、12月には集大成の発表となるとことが期待されます。