TOMODACHI世代サミット2019に日米の次世代リーダーが集結
2019年9月8日に「TOMODACHI世代サミット2019」が学校法人昭和女子大学およびテンプル大学ジャパンキャンパスにて開催されました。
今年のサミットは、「頂上を目指そう。新しい時代への一歩を、あなたはどう踏み出しますか」をテーマに、新しく令和という時代を迎えた2019年、そして東京オリンピック、パラリンピックを控えた2020年に向けて、参加者それぞれが新しい次の時代へ一歩を踏み出すための応援を目的としました。
日本列島を2つの台風が襲う週末であったにもかかわらず、協賛企業、TOMODACHIアラムナイ(過去のプログラム参加者)、登壇者らを含む227名が集結しました。 終日にわたるイベントを通してプレナリーセッション、TED形式のトーク、分科会やワークショップといった様々なプログラムが実施されました。本イベントは、アラムナイによる、アラムナイのためのシグネチャー・プログラムとなっています。
友人を伴い参加した松本佳恋氏は、「アラムナイから刺激を受けることができ、TOMODACHI世代サミットはとても貴重な機会となりました。一緒に参加してくれた友人も、このコミュニティのつながりやパワーを感じて、来年も参加したいと言ってくれました!」と述べました。
米日カウンシルージャパン 事務局長の津田順子氏による開会の辞に続き、昭和女子大学 志摩園子副学長からは、昨年その前年に続いて大学キャンパスにてサミットが開催されることについて、参加者へ歓迎の言葉をくださいました。在日米国大使館文化交流担当マイケル・ターナー氏は、米日関係の重要性とTOMODACHIアラムナイが二国間の関係性を強化する掛け橋になっていくと激励しました。
TED×Tokyo共同創始者のパトリック・ニュウエル氏がキーノートスピーカーとして登壇し、AIと科学技術の融合によって社会はどのように飛躍的な変化を遂げて行くのかを伝え、それゆえ、バイリンガルやバイカルチャーの技量をもつTOMODACHIアラムナイが、人生の目的や生きがいを熱心に探求すること自体が社会へ影響力を与えることになると鼓舞する言葉を送りました。
続いてTOMO Voicesのセッションでは、4名のTOMODACHIアラムナイが自分自身の経験や考え、加えてそれぞれのTOMODACHIプログラム参加後も持ち続けてきた熱意について述べました。
ランチレセプションのあいだには、「TOMODACHIアラムナイRISEリーダーシップ・プログラム」の一環として、地域リーダーとメンターたちが国内6つのアラムナイ地域で最近行った活動や今後の地域イベントについて紹介しました。多様性やインクルージョンについてテーマ紹介する地域がある一方で、食品ロスや持続可能な食品供給についてテーマとする地域もありました。
九州地域からの参加者である管宇鵬氏は、「九州の地域リーダー本人にお会いして、九州地域の活動や今後のことについて学びました。とても楽しく活気に満ちあふれていました。ぜひ今後はイベント活動に参加したいです」と述べました。
午後からは、「Interactive Workshop」と題し、プロフェッショナルな技術構築や自己啓発のためのワークショップ、さらに「テクノロジー」「ホスピタリティと観光事業」「教育」「ソーシャルアントレプレナーシップとフィランソロピー」の4つの分野に分かれての各業界専門家によるパネルディスカッション「Industry Insights」が行われました。
本イベントを締めくくる午後のレセプションでは、多くの支援者や日米の政府代表者が一堂に会し、在日米国大使館のキャロリン・グラスマン広報・文化交流担当公使、ならびに外務省北米経済調整室長の荻原宏氏からの祝辞、続いてプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパンのシニアオフィサー ポートフォーリオ マネジメント ファンクション担当 平山善章氏より成功を祝して乾杯のご挨拶をいただきました。会の最後には、7名の運営委員から参加いただいた皆様へ感謝の言葉を贈り、今年のサミットは終了となりました。
2019年TOMODACHI世代サミットは、TOMODACHIアラムナイと志を同じくする日米をつなぐ若い世代が、ともに地元コミュニティーや社会全体の共通課題を見いだし解決のために取り組むことで、次の一歩を踏み出し、世界をより良くするための手がかりを見つける機会となりました。
本サミットは、プルデンシャルの多大なるご支援を受け開催されました。