NBA、TOMODACHI、ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーションが 東北の子どもたちに向けバスケットボール教室を開催
2012年6月12日 – ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)、TOMODACHI、一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーションは、宮城県塩釜市立第三中学校でバスケットボール教室を開催しました。このバスケットボール教室では、元NBA選手でNBAグローバル・アンバサダーを務めるディケンベ・ムトンボ氏、現役NBAプレーヤーのコーリー・ブリュワー(デンバー・ナゲッツ)、ウラジミール・ラドマノビッチ(アトランタ・ホークス)の各選手に加え、かつてNBAで活躍した田臥勇太選手が、バスケットボールを通じて子どもたちを励まし、プレーを指導しました。
このイベントは、バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジアの一貫として、2012年3月11日起こった東日本大震災で被災した子どもたちを対象に開催されました。
2001年に初めて開催されたバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズは、グローバルなバスケットボールの発展を目指すとともに、バスケットボールというスポーツを活用し、教育や健康の分野で好ましい変化を起すことを目的とした、NBAと国際バスケットボール連盟(FIBA)主催のプログラムです。日本で初めて開催されるバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジアは、6月13~16日に東京で行われます。バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズでは、NBAとFIBAが選抜した開催各地の19歳以下のトッププレイヤーを対象に、NBAの現役・引退選手やコーチの下、トレーニングが行われます。参加選手はコート上でトップレベルの指導を受けるほか、リーダシップや品格、健康的な生活などを中心とした日常生活のスキルアップのためのセミナーに参加します。NBAの選手やコーチはNBA Caresを通じ、子どもたちとその家族に住居や、ニューテクノロジーセンター、図書館、バスケットボール・コートなど、学び、遊ぶ場所を提供するなど、地域社会への幅広い支援活動にも参加しています。
TOMODACHIは、NBAから援助を受け、6月15~17日にわたって東京で開催されるNBAユースキャンプに東北の子どもたちを招待します。参加者は地震、津波および原子力発電所の事故により多大な困難に直面してきた南相馬市の子どもたちです。