TOMODACHI-UNIQLO フェローシップ 卒業生インタビュー
2016年TOMODACHI-UNIQLO フェロー(Parsons)奥田浩太 氏
2014年TOMODACHI-UNIQLO フェロー(Parsons) 赤坂コピ 氏
2014年TOMODACHI-UNIQLOフェロー(FIT)ダグラス陽 氏
Q1. このプログラムで学んだことは何ですか(良かった点、苦労した点)
FITのGlobal Fashion Managementに参加しました。少人数で、かつ留学生が多いクラスだったのでダイバーシティー(多様性)に富んでおり、クラスに馴染みやすかったです。また、日本の学校では経験できない、日本人ならではの強みが活かせる貴重な経験となりました。例えば、教授からの指示をきちんと理解して、期日までに課題を仕上げるという日本人なら当たり前のことをすることが重宝されました。それと同時に、大学まで日本の教育を受けていたので、授業を受け身で受講することに慣れていました。自分から発信することや、英語のプレゼンテーションの課題に苦労しました。
Q2. 現在のお仕事について教えてください
L2というニューヨーク大学のビジネススクールの教授が設立した、リサーチ&コンサルティング会社に所属しています。日本、韓国、インドのデジタルマーケティングのリサーチを行い、顧客にプレゼンテーションをしています。
Q3. 卒業後、どのようにして現在のお仕事に就かれたのですか
アメリカ人の同僚でさえ就職に苦労している中、ニューヨークでの職探しは簡単ではありませんでした。日系の会社だとこれまでの経験が活かせるため、スムーズに就職できたかもしれません。けれど、敢えて新しい経験がしたいと思い、アメリカの会社への就職にこだわりました。結果、卒業から就職までに1年ほどかかりましたが、理想に近い職場に出会えたと思っています。
Q4. ブログラムを通して得た経験は、現在どのように活かされていますか?
FITでの課題は、資料を集め、分析し、解決方法を提案するような形式が多かったので、現在の仕事と合致しています。現職でも顧客に対して、日本でのシェアを増やすため、または事業戦略を確立する手助けとして、データー分析などを行い、提案しています。FITに入学する前は、雑誌の編集をしていたので、FITはキャリアチェンジをする良いきっかけとなりました。
Q5. このプログラムに興味を持つ方へ先輩としてアドバイスをするならどんなアドバイスをしますか
少しでもプログラムに参加したいと思う気持ちがあるなら、資格がないとか英語に自信がないなどを理由に諦めないで挑戦してほしいです。私自身、応募のタイミングがギリギリだったので、家庭との両立に対する不安などで応募をためらうこともありました。けれど今となっては留学を決めて本当に良かったですし、海外に身を置くことで広がる視野は一生役に立つ財産になると確信しています。