TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2018 事後研修を仙台で開催
2018年9月22日(土)と23日(日)の2日にわたり、仙台市にある東北大学 災害科学国際研究所にて「TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム」の4期生の事後研修が実施されました。本研修は「コミュニティへの学びの還元」というテーマのもと、8月に実施された米国研修を受け、各自が企画しているアクティビティーの内容の共有と再検討することを目的として行われました。
米国研修から帰国してからの1ヶ月間、学生らはメンターの先生方にアドバイスを受けながら、自分の想いや熱意を形にするために、それぞれのアクティビティーに取り組んできました。まずは各自のアクティビティー企画を発表し、アイディアを共有したほか、進捗状況を報告しました。その後、同期の仲間やメンターの先生、スタッフから様々な質問とフィードバックを受け、各自の計画について不確かな部分や、更に検討が必要な部分について再確認しました。自らの力で企画・運営する事は、どの学生にとっても初めての経験であり、それぞれ悩みや戸惑いも抱えているようでしたが、メンターの先生方のサポートのもと、限られた時間を有効活用し、意見交換を行いました。「何故このアクティビティーなのか」「この企画を通して何を伝えたいのか」など、目的を明確にし、考えを深めて企画することの難しさを感じながらも、同時に自らアクションを起こす充実感を感じている様子が、表情やプレゼンテーションから伺えました。
また昨年度の参加者である3期生のアラムナイが数名参加し、4期生に自身の経験からプレゼンテーションのコツや、アクテビティーの実施と継続について助言をしました。先輩アラムナイらもはじめから成功した訳ではなく、試行錯誤を重ね、時には失敗も経験しながら前へ進んできました。先輩からその過程と今後のビジョンを共有していただいたことで、4期生にとって改めて刺激とモチベーションを高める良い機会となりました。
12月の最終報告会では、アクティビティーはもちろん、本プログラム全体を通して得たものを発表します。