TOMODACHI-Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadership プログラム2018最終報告会:プログラムの集大成と学びを発表
2018年11月17日、TOMODACHI-Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadership プログラム2018の最終報告会が都内のNPO法人ETIC.で開催され、参加者は1日を通してプログラム全体を通しての学びや、実行したプロジェクトについて発表しました。
参加者の一人である草田彩夏氏は、次のように述べました。「私は変化を起こすために過去の経験から課題や痛みを見出し、解決策を模索して行こうと必死になっていました。しかし、私はもっと自分の幸せを感じて生きていきたいし、周りの人も幸せにしたいのだとプログラムを通じて気づきました」。草田氏の発表は、人と人をつなぎ、目的を持って人生を生きる、という本報告会の流れを方向づけるものとなりました。
その後、パネルディスカッションが実施され、登壇者であるNPO法人ETIC.の創設者で代表理事の宮城治男氏は、本プログラムは様々なステークホルダーの協働によって実現した貴重な機会であることを強調しました。マイクロソフト社のボランティア社員から成る7名のアドバイザーもパネリストとして参加し、事前に集められた参加者からの質問に回答しました。マインドセットや、リーダーシップ、自己啓発など、質問は多岐にわたり、パネリストの方々に、ご自身の経験や考えを共有いただきました。本プログラムに関わる人々と参加者の間で築いた長期的な信頼関係に基づいた、深い議論が展開されました。
続いてiLEAP代表のブリット・ヤマモト氏や公益財団法人米日カウンシル-ジャパン事務局長の津田順子は、本プログラムに携わる全ての関係者・団体-日本マイクロソフト株式会社、iLEAP、ETICおよびTOMODACHIイニシアチブの強固なパートナーシップと協働の重要性について述べました。
会の締めくくりには、協賛企業である日本マイクロソフト株式会社政策渉外・法務本部社会貢献担当部長の龍治玲奈氏が参加者を激励しました。「失敗することに恐れがあっても行動することが重要です。どんな行動でも他者に影響を与え、コミュニティと共に取り組むことを可能にします」。
本プログラム参加者である若手リーダーのさらなる活躍に期待して、会は成功のうちに幕を閉じました。