「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2018」 STEP2 外国人留学生とのセッションを経て、それぞれの「挑戦」を発表
2018年10月27日と10月28日、「TOMODACHI 女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島2018 supported by TOMODACHI コンビニ基金」のSTEP2が福島県で行われ、アメリカをはじめとする11カ国から選出された、現在日本に留学している女子大学生20名との『挑戦』をテーマにしたセッションを実施しました。家族の猛反対を受けたり、金銭的な事情で苦労したりするなど、努力を重ねて困難な状況を乗り越えてきた留学生が、自身のこれまでの人生を参加者に伝えました。
留学生の話を聞いた後、参加者はSTEP3までに行う「自分なりの新しい挑戦」を考え、発表しました。また過去の本プログラム参加者であるメンターが高校時代に挑戦した話も参考にしました。「東日本大震災の影響で二度引っ越しをし、転校先で特別扱いをされ、自分はかわいそうだから優しくされているんだと思っていた。STEP2で震災経験を話すことに挑戦した際、アメリカ人学生からあなたはかわいそうじゃない、支えてくれる人がたくさんいると言われ、捉え方次第で自分を変えて行けることに気づけた」など、メンターそれぞれのエピソードとそこから学んだことを聞いて、自分の挑戦を考えました。参加者は「話したことがない人に1日2回以上自分から話かけてみる」「保護されている動物たちの現状を調査してプレゼンテーション資料にまとめる」「自分の興味ある仕事に就いている人に話を聞いて英語でまとめる」など、それぞれの挑戦を宣言しました。
この2日間を通して参加者は次のように話しました。「これから生活する中で考え方が変わりました」「留学生の話を聞いて将来の希望が見えてきました!まずは挑戦をやり切れるよう頑張ります」留学生からも「自分のストーリーをみんなに共有することで、お互いを応援することができた」などの感想があがりました。
参加者の高校生をはじめ、留学生、メンターにとっても、お互いに学びの溢れる二日間となりました。次回STEP3「社会人女性とのセッション」では、仕事も人生も自分の力で切り拓いて来た女性たちと、『自分らしい未来への選択』について考えます。