第8回米国大使館・慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)・TOMODACHIアントレプレナーシップ・セミナーで全国から集結した大学生がビジネスプランを発表
2018年9月4日から7日にかけて、ボーイング社の支援の下、「第8回米国大使館・慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)・TOMODACHIアントレプレナーシップ・セミナー」が開催されました。この取り組みは、東日本大震災以降、日本の復興・再生・発展を担う次世代のリーダーを、アントレプレナーシップ(起業家精神)の観点から育成をすることを目的に設立された教育プログラムです。
5月から実施されたプレセミナーを経て、事前の審査を通過した14チーム40名の大学生が全国各地から集い、3泊4日の合宿型セミナーに参加しました。学生は、宮城、福島、新潟、東京、大阪、宮崎など様々な地域から参加しており、セミナーを通じて、自身の地域では出会うことのできない仲間と良い影響を与え合うことを意識し、交流を深めていきました。またプログラム中、20名を越える社会人のメンターにご協力いただき、お互いの想いや経験、知見を交換・共有することで、さらなる成長につなげていきました。
プログラム最終日には、中間審査会を実施し、4日間を通じて参加チームが考案したビジネスプランを発表し、全チームの中から、2018年11月23日に実施予定の最終審査会に参加する6チームを選出しました。この6チームは、今後もビジネスプランに更なる磨きをかけ、最終審査会で自分たちの実現したいプランを発表します。また、惜しくも最終審査会に進めなかったチームに対しても、社会人がメンタリングを実施するなど、継続的なネットワークを構築していきます。
セミナーに参加した学生は、「4日間を通して一番嬉しかったことは、大学生活で初めて、妥協なしで議論し合える関係をチームのメンバーと築くことができたことです。」「このセミナーでは、やりたいと思ったことを実現している大人にたくさん出会いました。彼らのように、自分の興味を深めていった先に何か面白いことがあると信じ、やりたいことを実現していきたいです。」など、通常の大学生活では味わえない貴重な経験をすることができました。自分自身を見つめ、相手に良い影響を与えることを一緒に考え続けた仲間は、「TOMODACHI世代」の一員として、既成概念にとらわれない、新しい価値観と取り組み方で新しい社会を築いていきます。