日本人高校生がTOMODACHI Hondaグローバル・リーダーシップ・プログラム2018に参加、リーダーシップと夢の原動力を探求
全国より選出された20名の高校生が、2018年8月15日から29日に実施された「TOMODACHI Hondaグローバル・リーダーシップ・プログラム2018」に参加しました。6月に本田技研工業株式会社の本社で実施された事前研修後、2ヶ月ぶりに顔を合せた高校生らは、まず成田空港周辺のホテルを会場に実施された1日半の渡航前プログラムに参加し、渡米に先立って、英語での自己紹介やパブリック・スピーキングの練習また決意表明などを実施しました。その後米国に旅立った20名の高校生は、カリフォルニア州ロサンゼルス市やトーランス市およびオハイオ州メアリーズビル市やダブリン市で、Hondaのコーポレートスローガンである「The Power of Dreams」をテーマに、自らの人生を切り開き、挑戦し、夢を実現することのできるリーダーシップの育成を目指し、様々なプログラムに参加しました。高校生らは自らのリーダーシップについて考えながら、それぞれの夢の原動力(Power of Dreamsサイクル)を探求しました。
米国プログラムの前半で訪れたカリフォルニア州トーランス市では、アメリカン・ホンダモーター本社を訪問し、Hondaの米国市場における成功の史跡を改めて学んだほか、現地スタッフによる歓迎会では温かいおもてなしを受けました。リトル東京ではグラミー賞受賞ミュージシャンのダニエル・ホー氏や現地の日系人らと共に音楽を通した交流やリーダーシップに関するワークショップも行われ、参加者は自分自身を見つめ直す良い機会となりました。
続いてオハイオ州へと研修の場を移し、5日間のホームステイをはじめとした様々な経験をしました。ホストファミリーは現地でホスト校としてご協力頂いたダブリンコフマン高校の関係者で、中西部のアットホームな家庭を経験した参加者からは「異文化を肌で体験した」、「英語をもっと勉強したくなった」、という感想が上がりました。また米国で最も歴史のある最大のホンダの工場であるホンダ・オブ・アメリカを訪問し、普段は一般の方が入場できない工場を見学させていただき、どのように創業者の理念が今も受け継がれているか、ということを肌で体験しました。また参加者は、高校で実施された交流プログラムを通して、日本語と英語混じりのコミュニケーションに奮闘しました。この経験から、人前で話す事が苦手だと当初語っていた高校生も、徐々に自信を付けていきました。
トーランス市に戻った最終日は、Hondaの博物館にてレーシングドライバーの佐藤琢磨氏に自身の夢とその原動力に関してのお話をして頂き、参加者にとってかけがえのない経験となりました。
これらのプログラムを通して、参加者たちはそれぞれ夢の原動力やリーダーシップについて深く考える機会に触れました。最終報告会では、夢の実現に向かってどんな挑戦が必要で、何を価値とし、何を喜びに感じるかという自身の夢の原動力-Power of Dreamsサイクルを作成し、成果発表に挑みました。高校生からは「元々あった夢が確固となるものになった」、「夢がより明確になった」、「新しい夢が生まれた」という感想が上がりました。未知数の可能性を持った高校生が、このような貴重な経験を通してさらに成長し、グローバル・リーダーとして夢の実現へ進んでいくことを期待しています。
本プログラムは、本田技研工業株式会社の多大なご支援により実現しています。