TOMODACHI世代:小西 翔
小西 翔氏:1991年7月24日、高知県高知市生まれ。東京モード学園在学中に数々のファッションコンテストで受賞する。クリエイターオブザイヤー、校費留学制度を受賞。同学園を首席で卒業。渡米し、いくつかのファッションブランドで経験を積み、コスチュームデザイナー”Miodrag Guberinic”のメインアシスタントを務めた後、独立。その後Parisへと移り2017年Paris College of Art Haute Couture/Haute Technology Fashion Design MA courseを首席で卒業。現在はフリーデザイナーとしてファッションデザインを手がける。アートとファッションを軸に、クラフトマンシップ、ハイテクノロジーを駆使したものづくりを行なっている。
小西 翔について
Q1.自己紹介をお願い致します。
小西翔と申します。東京モード学園高度専門士コースを2014年度に卒業し、1年間ニューヨークに渡米しました。その後、パリカレッジオブアート・オートクチュール・ハイテクノロジー・ファッションデザインコースの大学院を2017年の5月に卒業し、現在一時帰国中です。
Q.2 「TOMODACHI-UNIQLOフェローシップ」への応募のきっかけを教えて下さい。
高知県出身の私は、日本の中心地に行こうという思いで東京モード学園に通い始めました。その後、次のステップとして、世界の中心地へ行き勉強したいと思っていた際、東京モード学園の校費留学制度に選抜されました。留学を視野に入れた際に、ニューヨークのファッション学校であるパーソンズを知り、その過程で「TOMODACHI-UNIQLOフェローシップ」を知りました。私がニューヨークに住んでいた時に、本フェローシップの先代の方々にお会いする機会もあり、その方々からも情報を得て、応募を決めました。
Q.3 Parsonsで学べることで期待されていることは何ですか?
東京のファッション学校で4年間技術を主に学んできましたが、ニューヨークに滞在した際、全てが日本と違うということに気付きました。一度目のニューヨーク滞在ではファッション教育を受けることは出来なかったのですが、その後パリに滞在した際、パリのファッション教育を受け、再度全く違った考え方や環境を経験しました。パーソンズでは米国のファッション教育がどのようなものなのか、身をもって体験できる事を期待しています。
Q.4 プログラム卒業後の目標を教えて下さい。
東京、ニューヨーク、パリの三都市での滞在経験がありますが、ニューヨークが一番自分に合っており、この街で仕事がしたいと直感的に思いました。卒業後はニューヨークで自分なりの、自分にしか出来ない仕事をしていきたいと考えており、その目標を意識しながら、プログラムに臨みたいと思っています。
Q.5 日本人として米国に渡って勉強するにあたり、日米関係の架け橋としてどのように貢献されたいとお考えですか?
本フェローシップの先代の方々は、ロンドンでファッションを学んだ経験をお持ちですが、私は日本のファッション学校を卒業した初めての本プログラムのフェローなので、日本のファッション教育を米国に持ち込み、米国のファッション教育を日本に持ち帰るという形で、日米の懸け橋になりたいと考えています。