「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin 福島2017」:STEP1ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップを実施
2017年8月14日から17日にかけて、「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログム in福島2017 supported by TOMODACHIコンビニ基金」のSTEP1として、「ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップ」が実施されました。
本プログラムは、次世代を担う、福島県内の高校2年生125名を対象としたキャリア支援プログラムで、全4回のセッションを通じて様々な背景、国籍、キャリアを持つ女性と出会い、将来に対する視野を広げ、自信を持って人生を切り開いていけるようなリーダーシップの育成を目的としています。参加者は地域や学校の異なる6~7名のチームに分かれ、各チームを岩手・宮城・福島件出身の20名の大学生・専門学生のTOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)が、メンターとして高校生の参加者をサポートします。また、同じく東北三県出身の大学生4名のTOMODACHIアラムナイがプロジェクト・アシスタント(以下PA)として、プログラムの企画・進行を行います。
STEP1初日は、全体でオープニングセッションを行った後、チームビルディングの時間を持ち、ゲームやクエスチョンカードを用いながら、緊張しつつもお互いを知る時間になりました。オープニングセションでは、本プログラムの協賛企業である、株式会社ファミリーマートおよび株式会社ローソンの方々から、参加者の挑戦の門出に激励の言葉を頂戴しました。
2日目は、チームビルディングの続きを行った他、「今の自分と、このプログラムを経て、6ヶ月後になりたい自分」を考え、紙飛行機に書いて飛ばしました。同日午後からは米国の音楽教育の非営利団体、ヤングアメリカンズ(以下YA)のワークショップが実施されました。ワークショップでは、2日間で約20曲、1時間のショーを覚え、3日目に観客の前でショーを発表します。参加者は、メンターやPA、そしてYAキャストメンバーの応援を受けながら、積極的に英語の歌やダンスに挑戦しました。また、休み時間もお互い声をかけあって練習するなど、「最高のショーにしたい!」と全員で一丸となって取り組みました。
ワークショップ終了後に感じたことや自分の中の変化を絵で表現する企画では、「不安だったのが安心に変わった」「まだ発展途上!」「Step up」「個性の大切さに気づけた」「輝く笑顔」という意見が出るなど、お互いの違いや強みを承認し、チームとしての信頼関係の構築が実感できました。
ショーでは、参加生徒それぞれがエネルギーを持って全力で表現し、出番がない時は舞台上の仲間を応援し、とても感動的なショーとなりました。STEP1は、仲間と一つのものを作り上げる、気持ちをオープンに何でも挑戦する、仲間を信頼するなど、大きな学びを持って、これから続く半年のプログラムに向けて最高の4日間となりました。
次は10月28日から29日にかけて「STEP2世界中から訪れる外国人留学生とのセッション」が実施されます。テーマは「挑戦」。様々な国籍、留学までの経緯を持つ外国人留学生の日本への思いや、将来の夢、葛藤の話を聞き、自分は何に挑戦したいかを考え、行動へと繋げて行きます。