参加者・メンター募集中:TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム2017
TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム2017 募集要項
本プログラムは1年を通して東北の看護学生の災害対策分野での専門知識の深化と次世代を担うリーダーシップ育成を目的として実施される3年間(2015年-2017年)のプログラムです。米国での約2週間のスタディーツアーでは、災害医療・看護の専門施設を訪問し現地の専門家との交流機会を得る他、帰国後はプログラムでの学びを共有するとともに実践の第一歩を踏み出します。
1.選考方法
全国より学生およびメンターを公募し、書類選考及び面接により参加者を決定します。
所属機関より推薦状をお持ちの方は、申請書と合わせご提出をお願いします。
※選考スケジュールについては、6. 選考スケジュールをご参照ください。
2.募集人員
看護学生 10名
メンター(看護教職員もしくは医療関係者) 1名
(実際の運営はアドバイザー兼メンターとの2名体制です。)
3.選考基準
(1)看護学生
- 岩手県、宮城県、福島県の出身者であること。(現在の居住地は問いません。)
- 満35歳以下であり、且つ看護の基礎知識を必要とするため、プログラム参加時に看護学部生 (3-4年生/4年制大学)、看護専門学生(2-3年生/3年制専門学校)であること。
- 災害看護、地域看護、母性看護、メンタルヘルスケアなどに強い関心を持ち、将来的にも継続して看護実務に携わり、研修結果を東北地域に還元することができること。
- 東日本大震災の経験を、国内外において伝達することができること。
- 本プログラムの全日程に参加が可能であること。(※要年間スケジュール参照)
- 各行事の事前・事後の課題やレポートの提出が滞りなくできること。
- 米国スタディツアーにおいて得た知識、経験を報告会等でプレゼンテーションを実施できること。
- 国際的視野に基づいた学習に対して意欲的であり、明確な動機や心構えを有すること。自ら積極的に参加する姿勢を持ち合わせていること。(能動的であること)
- 必須ではないが、日常英会話程度のコミュニケーション能力を有することが望ましい。
- 研修での知見を地域社会での課題に照らし、実行できる遂行力があること。
(2)メンター
- 実務経験があること。(5年以上の実務経験が望ましい。)
- 本プログラムの全日程に参加が可能であること。(※要年間スケジュール参照)
- 米国スタディツアーにおいて得た知識、経験を報告会などでプレゼンテーションし、報告書として提出することができる。
- 東日本大震災の経験を共有できる医療従事者(医師、助産師、看護師、保健師など)で、教員や臨床指導等の教育経験があることが望ましい。
- 教育機関出身者は、連携機関との継続したパートナーシップ構築が可能であること。
- 医療看護スタッフの日本代表として、日米施設間の橋渡しを行い、継続して国際交流することができること。
- 読み書き、日常会話を含む日英バイリンガルであることが望ましい。
- 業務の一環として、年間を通じた学生の当プロジェクトにかかわる学習、メンタルに関して相談役であると同時に学生の各種成果物の確認、修正や指導が可能であること。(学びのブログ記事やエッセイ、発表PPTなど)
- 米国スタディツアーにおいて、1日の振返りや看護学生の疑問点に対してフォロー・明確な説明ができること。
4.必要書類(看護学生、メンター)
① 申請書
② 推薦状1通 (所属機関発行)
5.応募方法
- メールの件名を「TOMODACHI応募」とし、メールにて( tomojj@laurasian.org )に送付して下さい。
- メールにも必ず学校名、氏名、電話番号を明記して下さい。
- 書類選考の上、合否はメールにてお知らせ致します。また、書類選考通過者には面接の詳細を郵送にてお送り致します。
- 応募状況により、一部予定を変更する場合があります。
2017年3月12日(日)23:59まで 必着
6.選考スケジュール(一部、予定変更する場合があります)
2月10日(金) 募集開始
2月中旬‐随時 書類選考
3月12日(日) 応募締め切り
3月18日(金)まで 書類選考 合否通知(メール)
<書類選考通過者には面接の詳細を郵送>
3月25日(土)‐26日(日) 面接
仙台市内 (宮城県): 3月25日 (土) @ 午後1時~6時
3月26日 (日) @ 午後1時~6時
3月末日まで 最終合格者 通知
4月12日 参加学生10名、メンター1名の確定
2017年スケジュール
日付 | 行事 | 内容 |
6/24(土)-25(日) | 仙台事前セミナー(Part1) | ・ワークショップやフィールドワークを通して、被災地や災害看護の今を学ぶ |
課題 | ・自身の震災体験談スピーチ
(米国でのスピーチ用) ・訪問先のリサーチ …など |
|
7/8(土)-9(日) | 仙台事前セミナー(Part2) | ・米国研修へ向けての準備
(訪問先のリサーチや米国の文化・ライフスタイルなどについて学ぶ) |
8/5(土)-19(土)
(20(日):帰国) |
米国スタディツアー | ・様々な現場や地域、そして災害医療専門の施設や団体を訪問し、米国における災害や災害医療の今を学ぶ |
帰国後〜 | 学内報告会 | 各自自分の所属する学校で報告会の機会を設け、学内で米国研修での学びを報告する(要学校協力) |
課題 | ・研修での学びを生かして各自アクティビティを考え、企画書を提出
(→ 10月以降に各自コミュニティで実施・成果報告) |
|
9/23(土)—24(日) | 仙台事後セミナー | ・各自で企画したアクティビティ案の共有・練り直し
・アクティビティ実施に向けての準備 ・事後報告会に向けての準備 |
10月〜 | 各自アクティビティの実施 | 仙台事後セミナーで更に内容を詰めた各自の企画を実行へと移し、成果を図る
(実施後は要報告) |
11/25(土)
※予定 |
仙台事後報告会 | 本プログラムを通しての成果と学びを発表 |
※上記は現段階でのものですので、多少変更の可能性もあります。