TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2016 ステップ2 外国人留学生とのセッションを通して挑戦することの重要さを学ぶ
2016年10月29—10月30日、「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2016 supported by TOMODACHIコンビニ基金」のステップ2が行なわれました。
本プログラムは、ファミリーマート、ローソン両社の支援を受けて実施されているプログラムで、半年間に渡り福島県の女子高校生2年生を対象に、4つのステップを通して、自らの未来を切り開いていくきっかけ作りを目的としています。
今回実施されたステップ2では、アメリカをはじめとする計13カ国出身で、現在日本で勉強している外国人女子留学生20名と『挑戦』をテーマにセッションが実施されました。留学生がどんな夢やキャリアを描いて日本で留学する事を決意したのか、どんな努力や葛藤があったのか、日本に来て学んだこと等を発表しました。家族の猛反対、金銭的な事情等理由は異なっていても、努力を重ねて乗り越えてきた道のりを女子高生の心に深く届きました。
次は、プログラム参加者の実践です。ステップ2の終盤では、次回12月17日に開催されすステップ3までに実行する、「自分なりの新しい挑戦」を考えて発表しました。彼女らの「挑戦」の参考になるように、本プログラムの初年度のアラムナイ(プログムの参加者)であり、今回メンターとして参加した大学生も、自分が同プログラムを受けた時に挑戦をして、どのような変化があったかを発表しました。また、メンターの高校時代の話も参考にしました。「TOMODACHIプログラムで本当にやりたいことを見つけ、先生に猛反対されても進路の選択を方向転換した話」や、「震災後、復興に関わりたいと福島の魅力を伝えるツアーを企画・実施する学生団体を立ち上げた」など、それぞれの挑戦とそこから学んだことを聞きました。更に刺激を受けた女子高生は、「1日に1回必ず数学の先生に質問に行く」、「辛い時に救ってくれた曲を描いたアメリカのシンガーに英語で手紙を書く」など、バラエティに富んだ挑戦を宣言しました。
この2日間を通して参加者は次のような感想があがりました。
「STEP2に参加する前までは夢を諦めて就職しようと思っていたけど、今は本当にこれでいいのかと自分自身に問いかけています」「挑戦することの大切さを学んだので、これからは切り替えていきたいと思います」。
女子高生のみならずプレゼンテーションを行った留学生、参加者をサポートするメンターにとっても、お互いに学びの溢れる二日間となりました。
次回ステップ3は12月17-18日にかけて行われる「社会人女性とのセッション」です。TOMODACHIイニシアチブをご支援頂いている7企業のご協力のもと、仕事も人生も自分の力で切り拓いて来た方々と、『自分らしい未来への選択』について考えます。TOMODACHIスタッフも自らの経験を共有します。