日本人学生が全国から集結:地域社会の課題を解決するビジネスプランを策定、起業家精神を養う
2016年9月6日―9日の間、ボーイング社の支援の下、第6回米国大使館・慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)・TOMODACHIアントレプレナーシップ・セミナーが開催されました。この取り組みは、東日本大震災以降、日本の復興・再生・発展を担う次世代のリーダーを、アントレプレナーシップ(起業家精神)教育の観点から育成をすることを目的に設立されたプログラムです。
事前の書類の審査を通過した新潟、宮城、熊本県を含む日本各地から14チーム37名の大学生が集い、3泊4日のセミナーに参加しました。期間中、総勢50名を越える社会人メンターに協力を頂きながら、ビジネスモデルやアイデアをブラッシュアップしました。
プログラムの最終日には、4日間参加チームが考案したビジネスプランの中間審査会を開催し、その中から6チームを11月19日に開催予定の最終審査会の通過チームとして選出しました。この6チームは、今後ビジネスプランに更なるブラッシュアップをかけながら、11月19日に開催予定の最終審査会での発表を目指します。
セミナーは参加した学生にとって、自分達の地域では出会うことのできない人たちとの出会い、また通常の大学生活では得られない学びで満ちた経験となりました。また、同じ志を持つ仲間と共に、自分たちの実現したい事を社会的に価値のあるものに出来るか等、真摯に考え、議論を重ねる貴重な機会となりました。