日本人若手当事者3名を選出 「TOMODACHI 障がい当事者リーダー育成米国研修プログラム」 ―自立と共生の地域社会を目指して―
次世代リーダーの育成を目指す、公益財団法人米日カウンシル―ジャパンと米国大使館が主導するTOMODACHIイニシアチブ(会長:アイリーン・ヒラノ・イノウエ)は、世界有数の安全保障会社であるノースロップ・グラマン(本社:米国バージニア州)と共に「TOMODACHI 障がい当事者リーダー育成米国研修プログラム」を実施します。
本プログラムは、マサチューセッツ州立大学ボストン校地域インクルージョン研究所 (ICI) が運営・実施します。ICIは1960年以来、障がい当事者のインクルージョンとアドボカシーに取り組んできた研究機関です。
この度、厳選なる審査の結果、障がいを持つ18歳から35歳までの日本人の若者を代表し、粟井優衣さん、工藤登志子さん、高田朋美さんの三名が選出されました。三名は、リーダーシップおよびアドボカシー能力の向上を目的に、米国マサチューセッツ州ボストンで行われる約5ヶ月間の集中研修プログラムに参加します。参加者は、長期インターンシップを通じて、障がい当事者を取り巻く米国の市民活動や自立支援の方法を学びます。帰国後は、指導力を発揮し、日本における当事者の自立支援や社会参画の普及および向上を目指します。
参加者の一人で、現在ピアカウンセリングや障がい者の自立支援に取り組む、工藤登志子さん(東京都自立生活センター・立川勤務)は、「米国では障がい者が一人の人間として社会参画し、尊重されている。研修を通してリーダーシップを身に付け、障がい者をエンパワーメントし続けたい。障害に関する問題は、当事者がリーダーとして進めていくべき。」とプログラムへの意気込みを述べました。
ノースロップ・グラマン・ジャパンのジャック・ドーセット駐日代表は次のように述べています。「ノースロップ・グラマンは障がいを持つ人々が訪米し、各々の視野を広げ、リーダーシップのスキルに磨きをかける機会を提供するTOMODACHIイニシアチブを支援することができ、大変喜ばしく思っております。粟井さん、工藤さんおよび高田さんが帰国した際に、米国にいた5ヶ月間を通じて何を学んだのか、どのようにその貴重な経験を生かしていくのかについて伺うことを楽しみにしております。」
米日カウンシル会長アイリーン・ヒラノ・イノウエは、「ノースロップ・グラマンによる多大なご支援により、この度TOMODACHI 障がい当事者リーダー育成米国研修プログラムが実現しました。本プログラムは、若手障がい当事者のエンパワーメントを支援し、次世代リーダーの育成を目指します。参加者の皆さんの米国での経験や、帰国後(米国での経験を活かし)、どのように地域貢献をしていくのかお伺いすることを、非常に楽しみにしています。」と述べています。
― 記 -
TOMODACHI障がい当事者リーダー育成米国研修プログラム(予定)
7月29日 | 米国ボストンに向けて出発 |
7月30日~8月12日 | オリエンテーション等、事前準備 |
8月15日~12月9日 | 長期インターンシップ開始:定期英語研修やアメリカ手話(ASL)、
グループセミナー(毎週)で参加者が学びを共有 |
12月13日 | プログラム修了式 |
12月20日 | 帰国 |
本件に対する報道関係者からのお問合せ先
公益財団法人米日カウンシル-ジャパン TOMODACHIイニシアチブ 広報担当 堀田・野口
TEL: 03-4510-3400 EMAIL: tomodachi@usjapancouncil.org
エデルマン・ジャパン(ノースロップ・グラマン・コーポレーション広報代理)北川
TEL: 03-4360-9000 EMAIL: ryo.kitagawa@edelman.com
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